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日本のアニメ作品 ウィキペディアから
リトルツインズ(Little Twins)は、リトルツインズ・プロジェクト製作のアニメ作品。リトルツインズ・プロジェクトとは、ヒーロー・コミュニケーションズ、バンダイ(92年10月以降はバンダイビジュアル。現・バンダイナムコフィルムワークス)、東映動画、ケイエスエスの4社からなる製作委員会。
コロックル島に住む小人たちの生活を描いた作品で、チフル(妹)とタフル(兄)の双子の小人が主人公。
まず、1992年7月23日にOVAとして発売された。当時のOVAは制作スタッフを売りにすることが多かったが、この作品は、『とんがり帽子のメモル』の美術担当である土田勇の作品というのが宣伝文句になっていた。メモル同様、メインキャラクターが小人である。OVAは夏・冬・春・秋と4部構成で、各部が3巻の計12巻。翌1993年まで掛けて発売された。どれも一話完結形式になっている。
また、1992年6月には「夏休みマンガまつり」の一作として劇場版アニメ『リトルツインズ ぼくらの夏が飛んでいく』が全国松竹洋画系にて公開された。同時上映は『花の魔法使いマリーベル フェニックスのかぎ』、『楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星』で、3本立てだった。
1993年9月〜12月に、テレビ東京系で月曜18時からテレビアニメとして放送されるが、これは、それまでに発表されたOVAと劇場版の計13話をテレビアニメとして再構成して放送したものである。OVAの発売順序は季節の移り変わりの順になっていなかったので、これを時系列順に並べ替えて話数を振り直している。このテレビ版は1997年にNHK BS2でも再放送された。
アニメ以外では、「リトルツインズものがたり」というシリーズ名で、土田勇による絵本がフレーベル館より発売された。『みちくさのてんさい』『こわれたカヤのす』『きえたあしあと』『ちいさなまいご』の4冊で、これもそれぞれ4つの季節のお話となっている。この他、アニメ版絵本13冊(アニメ各話に対応)もある。
また、C・W・ニコルによる朗読CDや、チフルとタフルのキャラクター商品もいくつか発売された。
主役2人の声優は共に当時12歳だった。
以下に挙げるのはテレビ版の放送順序。第7話が劇場版由来の話で、その他がOVA由来の話。全13話。
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