リッポーセンター
ウィキペディアから
ウィキペディアから
リッポーセンター(英語:Lippo Centre、中国語(繁体字):力寶中心)とは、香港の香港島北部、金鐘(Admiralty)地区に位置する超高層ビルである。
リッポーセンターは中環(Central)に近い金鐘に位置するツインタワーの超高層ビルである。金鐘道(Queensway)を挟んで、斜め向かい側には中国銀行タワー(中銀大廈:Bank of China Tower)が、ヴィクトリア湾側にはファー・イースト・フィナンシャル・センターが建っている。この建物はアメリカ合衆国の建築家、ポール・ルドルフ(Paul Rudolph)によって設計され、タワー1(Tower One)は高さ172mの44階建て、タワー2(Tower Two)は高さ186mの48階建てである。
形状はかなり複雑な形をしており、その形はコアラがユーカリの木にしがみついている様だとも言われる。これは風水的に大変悪いとされており、ポール・ルドルフの代表作でもあるこの建築は、ビジネス上のトラブルで持主が替わっている。当初はオーストラリア人のアラン・ボンド(Aran Bond)が創設したボンドグループ(Bond Group)により建設され、奔達中心(Bond Centre)と名付けられた。
1989年には資金貸付元だった日本長期信用銀行(現:SBI新生銀行)が経営破綻した原因のひとつとなる、日本のリゾート開発会社であったイ・アイ・イ・インターナショナルがこのビルの所有権を獲得した。
ところが日本経済のバブル崩壊によりイ・アイ・イ社が倒産、それに伴ってインドネシアの華僑系財閥であるリッポーグループ(力寶集團:Lippo Group)により買収され、今の名称に至っている。
このビルには、日本の福井県香港事務所が入居している。
周辺のバンク・オブ・アメリカタワー(美國銀行中心:Bank of America Tower)や遠東金融中心、高等裁判所(高等法院:High Court)とはペデストリアンデッキで繋がっている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.