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ラマー (コロラド州)
アメリカ合衆国コロラド州の都市 ウィキペディアから
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ラマー(英: Lamar)は、アメリカ合衆国コロラド州の都市。プロワーズ郡の郡庁所在地である[7]。人口は7,687人(2020年)。ホームルール制度を採用した自治体である。
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歴史
1886年に法人化した。「ラマー」の名は、アメリカ合衆国内務長官を務めたルシウス・Q・C・ラマー二世[8]に由来する。
1889年にはプロワーズ郡の郡庁所在地に選ばれた。
ピエール・オージェ観測所の北部施設は、ラマー近郊に建設が予定されている[9]。
地理および気候
要約
視点
ラマーは、北緯38度5分10秒 西経102度37分10秒に位置する。アメリカ合衆国国勢調査局によれば、市域は4.2平方マイル (11 km2)で、水域はほとんど存在しない。コロラド州南東部を流れ、ラマーを掠めるアーカンザス川が通るプエブロの東部に位置する。
インド洋に浮かぶアムステルダム島の対蹠地、つまり俗にいうところの「地球の裏側」はラマー近郊にある[10]。アメリカ合衆国領土の対蹠地はインド洋上であり、対蹠地に島があるのはたった3箇所だけである。
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人口動態
2000年の国勢調査[13]によれば、3,324世帯、2,247の家族、8,869人が市内に居住している。人口密度は、2,095.8人/平方マイル (809.5/km2) である。住居の数は3,656棟で、その密度は863.9棟/平方マイル (333.7/km2) である。
人種は76.24%が白人、2.57%が混血、ネイティブ・アメリカンが1.48%、その他に分類される人種が18.81%、アフリカ系アメリカ人やアジア系、太平洋諸島系 (Pacific Islander) の合計は1%を下回る。36.54%がヒスパニック系・ラテン系である。
3,324世帯中、36.0%は18歳以下の子どもがおり、49.2%は結婚している。13.3%は夫がいない女性世帯主となっており、32.4%は非家族世帯である。28.2%は単身世帯で、12.4%に至っては65歳以上の高齢者の単身世帯である。平均世帯人数は2.59人で、家族を構成しているものに限れば3.18人である。
年代別の人口は次のとおりである。なお、年齢の中央値は31歳である。
- 18歳以下: 29.1%
- 18 - 24歳: 12.1%
- 25 - 44歳: 26.1%
- 45 - 64歳: 19.5%
- 65歳以上: 13.1%
性比は、女性100人に対し、男性98.6人である。18歳以上の人口に限って言えば、女性100人に対し、男性95.8人となる。
世帯収入の中央値は、28,660米ドルであり、家族を構成している世帯に限ると32,560米ドルとなる。男性の収入の中央値が24,145米ドルであるのに対し、女性のそれは20,133米ドルである。一人当たり収入は13,900米ドルとなる。14.4%の家族、人口の19.7%が貧困線未満で生活しており、18歳未満の子どもの29.5%と65歳以上の高齢者の12.2%もその中に含まれる。
教育
公立学校
高等教育
1937年創立のラマー・コミュニティ・カレッジがある[16]。
経済
元々は農業を基盤として立ち上がった町であるが、1981年にドイツのバス製造会社のネオプランが、アメリカ進出(詳細は en:Neoplan USA も参照)の際にラマーを拠点に置き[17]650人を雇用した。しかし、ラマーの工場は2006年に閉鎖され、それ以来は、観光産業が中心となっている[18]。
交通
鉄道
サウスウェスト・チーフという、シカゴ・ロサンゼルス間を結ぶアムトラックの長距離列車が、ラマー駅から利用できる。運行間隔はシカゴ行き・ロサンゼルス行き、それぞれ一日一本である。
バス
グレイハウンドが運行しているビーライン・エクスプレス (BeeLine Express) が、ウィチタ方面・プエブロ方面に出ている[19][20]。
道路
国道50号線が、アメリカ全土を横断するように、ウェスト・サクラメント近郊の州間高速道路80号線とオーシャンシティのメリーランド州道528号線を結んでいる。より狭い範囲で見れば、プエブロとラスアニマスとを結ぶ主要道ともなっている。
プロワーズ郡道196号線が、ラマー周辺からワイリーを結ぶ道路として利用できる。全長は11.4-マイル (18.3 km)である。
国道287号線/国道385号線の重複区間がラマー市内を南北に貫いており、スプリングフィールドなどにアクセスできる。
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ゆかりのある人物
ラマーに生まれ育ったか、居住したことのある人物を以下に挙げた。
- Gordon L. Allott(1907年 - 1989年) - コロラド州から選出されたアメリカ合衆国下院議員[21]
- Marvin Ash(1914年 - 1974年) - ジャズピアノ奏者[22]
- ダグ・ブロケイル(1967年 - ) - 野球の投手[23]
- ケン・カーティス(1916年 - 1991年) - 歌手、俳優[24]
- Scott Elarton(1976年 - ) - 野球の投手[25]
- Curt Gentry(1931年 - 2014年) - ジャーナリスト、ノンフィクション作家[26]
- Gerald Gregg(1907年 - 1985年) - イラストレーター、ブックカバーの作家[27]
- Wayne R. Grisham(1923年 - 2011年) - カリフォルニア州から選出されたアメリカ合衆国上院議員[28]
- Floyd D. Hall(1916年 - 2012年) - パイロット、航空会社重役[29]
- Kenneth Kester(1936年 - ) - コロラド州議会議員[30]
- Wesley Tuttle(1917年 - 2003年) - シンガーソングライター、ギター奏者[31]
- Sandy Vance(1947年 - ) - 野球の投手[32]
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出典
外部リンク
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