ラッキンコーヒー

ラッキンコーヒー（英: Luckin Coffee, 拼音: Ruìxìng Kāfēi, 閩南語白話字: Suī-hēng Ko-pi）は、中華人民共和国発祥の喫茶店、コーヒーチェーン店。中国表記では瑞幸咖啡。本部は創業時の北京市から福建省厦門市へ移転している。

Luckin Coffee Inc.

現地語社名	瑞幸咖啡
種類	公開
市場情報	OTC Pink LKNCY (formerly Template:NASDAQ was, but delisted 29 Jun 2020)
業種	珈琲店
設立	2017年10月 (7年前) (2017-10) Beijing, China
創業者	Jenny Qian Zhiya Charles Zhengyao Lu
本社	福建省厦門市 、 China
拠点数	9,351 total 6,310 Luckin Coffee 3,041 partnerships [1] (2023)
事業地域	China Singapore[2]
主要人物	Reinout Schakel (CFO) Jinyi Guo (Chairman) and (CEO)[3]
製品	Coffee beverages tea
売上高	FY 2020 $618M USD [4] H1 2021 $492M USD [5] Q3 2021 $367M USD [6] Q1 2023 $646M USD [7]
所有者	Centurium Capital
ウェブサイト	luckincoffee.co
脚注 / 出典 [8][9][10]

ラッキンコーヒー東直門駅店

ラッキンコーヒーは2017年創業。2018年1月に北京に1号店をオープンして以来、短期間で急成長。2020年5月12日までの店舗総数は6,912店に達している^[11]。店舗数でスターバックスを上回っていることもあり、「中国のスタバ」と呼ばれている。2019年5月には、中国国内で活動する企業ながらナスダックへ上場し、アメリカでの資金調達を本格化させた。

店舗の特徴

大通りに面した大型店も存在するが、多くは他の商業ビルなどの中に入る数席程度の小型店舗。注文と会計は専用アプリケーションで行うこととなっている。メニューは、コーヒーのほかパン類の軽食をそろえる。自社による配達にも対応している^[12]。

粉飾決算

2020年4月2日、ラッキンコーヒーは2019年第2四半期から第4四半期にかけて、22億元（約339億円）の売上を水増ししていたことを発表した。同社は内部調査を開始し^[13]、5月12日までに銭治亜CEOと劉剣COOを解任した^[14]。

2020年5月19日、ラッキンコーヒーは、ナスダックから上場廃止の通告を受けたことを明らかにした^[15]。

2020年6月、ナスダックでの上場廃止^[16]。

2022年4月12日、ラッキンコーヒーは債務再編を完了し米国連邦倒産法第15章を終了。これにより破産、破産手続きの対象から外れた^[17]。

一方で、2022年10月22日、創業者の陸正耀、元CEOの銭治亜は庫迪咖啡（コッティコーヒー）の1号店を福建省の福州国際金融センターにオープンしている^[18]。