ラケウデン・リスティ教会
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ラケウデン・リスティ教会(ラケウデン リスティきょうかい、フィンランド語: Lakeuden Risti)は、フィンランドのセイナヨキにある教会堂である。セイナヨキの教会 (Church Seinäjoki) とも[1][2]。
ラケウデン・リスティ教会は、セイナヨキにある建築群、アールトセンターを構成する建物の1つである[3]。
1951年、建築家アルヴァ・アールトは、セイナヨキの町によって開催された、教会の設計者を募る建築コンペティションに参加した[3]。45に上る設計案が集められた中で、コンペティションの審査委員会の見解によると、アールトによる「ラケウクシエン・リスティ」 (Lakeuksien Risti) という名の設計案が最も優れていた[4]。
教会は、1957年に着工され、1960年に完成した[5]。教会の床面積は、1600平方メートル強である[4]。ホールは、大聖堂の形が取られており、47メートルの長さをもつ他、1200の席がある[4][5]。
祭壇に近づくほど通路が狭く、床が低くなっており、後ろの方が床がおよそ60センチメートル高くなっている[4][5]。祭壇部分の床や祭壇、説教壇には、灰色と白色のイタリア製の大理石が用いられている[5]。祭壇布は、エッレン・アラカントというセイナヨキ出身のテキスタイルデザイナーが手がけたものである[5]。
建物の側面には、細長い形状の窓が規則的に並んでいる[1]。時計塔は、65メートルの高さをもち、塔の足元には、アールトのデザインによる彫刻作品「泉にいる鳩」がある[4]。
教会の北側には、小規模な礼拝堂が設けられており、窓に描かれた「南ポフヤンマーの小川」というタイトルの絵は、アールトによるものである[5]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.