第29代マー伯爵[注釈 1]ライオネル・ウォルター・アースキン=ヤング英語: Lionel Walter Erskine-Young, 29th Earl of Mar1891年6月13日1965年11月27日)は、スコットランド貴族

生涯

チャールズ・ウォルター・ヤング(Charles Walter Young、1862年11月25日 – 1898年)とコンスタンス・バーンズ・ジョンソン(Constance Barnes Johnson、1936年6月28日没、ジョン・ラヴィック・ジョンソンの娘)の息子として、1891年6月13日に生まれた[2]

1920年代、ロイヤル・ステュアート協会英語版の設立と初期の運営に貢献したという[3]

1932年9月29日に父方の祖母フランシス・ジェマイマ・グッドイヴ(Frances Jemima Goodeve、1831年 – 1887年)の弟ジョン・フランシス・アースキン・グッドイヴの息子にあたる第28代マー伯爵ジョン・グッドイヴ=アースキンが死去すると、マー伯爵の爵位を継承した[2]

第二次世界大戦直前、ザ・リンク英語版ライト・クラブ英語版といった親独組織に加入し、イギリスファシスト連合に財政支援を与えたという[4]

1965年11月27日に死去、伯母アリス・ヤング(1858年 – 1951年)の息子チャールズ・マクドナルド・レーン(Charles Macdonald Lane、1882年 – 1956年)の息子ジェームズ・クリフトンが爵位を継承した[2]

注釈

  1. 1572年没のジョン・アースキンは1565年にマー伯爵の爵位を回復したが、1875年の貴族院裁決と1885年の議会立法の結果、爵位復活と爵位創設の両方が行われたものとみなされ[1]、本記事の人物は中世創設の爵位のみ継承しているため「第29代マー伯爵」となる。また、『クラクロフト貴族名鑑』など1435年没の第12代マー伯爵アレクサンダー・ステュアート英語版を正式な伯爵として数えない文献もあり[2]、その場合は本記事の人物が中世創設の爵位における「第28代マー伯爵」となる。

出典

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