ヤルンサクサ (衛星)

土星の第50衛星 ウィキペディアから

ヤルンサクサ[4] (Saturn L Jarnsaxa) は、土星の第50衛星である。逆行軌道で土星を公転する不規則衛星で、北欧群に属する[5]

概要 ヤルンサクサ Jarnsaxa, 仮符号・別名 ...
ヤルンサクサ
Jarnsaxa
仮符号・別名 仮符号 S/2006 S 6
別名 Saturn L
分類 土星の衛星
軌道の種類 北欧群
発見
発見日 2006年3月6日[1]
発見者 S・S・シェパード
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 19,354,000 km[2]
離心率 (e) 0.2178[2]
公転周期 (P) 1006.94 日 (2.757 日)[2]
軌道傾斜角 (i) 163.649°[2]
近日点引数 (ω) 237.422°[2]
昇交点黄経 (Ω) 22.519°[2]
平均近点角 (M) 198.750°[2]
土星の衛星
物理的性質
直径 6 km[3]
平均密度 2.3 g/cm3[3] (仮定値)
アルベド(反射能) 0.04[3] (仮定値)
Template (ノート 解説) ■Project
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2006年3月6日に、スコット・S・シェパードデビッド・C・ジューイットジャン・クリーナブライアン・マースデンらの観測チームによって発見された。観測にはすばる望遠鏡が用いられている[6]。発見は同年6月26日に小惑星センターのサーキュラーで、6月30日に国際天文学連合のサーキュラーで公表され、S/2006 S 6 という仮符号が与えられた[7][8]

その後2007年9月30日に、北欧神話に登場する女巨人ヤールンサクサ因んで命名され、Saturn L という確定番号が与えられた[9]

アルベドを 0.04 と仮定すると、ヤルンサクサは直径が 6 km と推定される[3]。土星からの平均の軌道距離は 19,354,000 キロメートルほどであり、およそ 1007 日かけて一周する[2]

出典

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