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日本のOVA ウィキペディアから
『メーテルレジェンド 交響詩 宿命』(メーテルレジェンド こうきょうし しゅくめい)は松本零士原作のOVA作品(DVD)。2000年12月発売の第一楽章、2001年3月発売の第二楽章の全2巻。
地球から惑星ラーメタルへ帰還した1000年女王ことラー・アンドロメダ・プロメシュームは、帰還後にラーメタルの女王に即位した。ラーメタルは太陽を巡る1000年周期の軌道から離れ、暗黒太陽ラーの超重力により、アンドロメダ大星雲へと導かれてゆく。太陽系からは遠く離れ、ラーメタルの地表は凍てつき、民衆は飢餓にあえいでいた。そんな中、機械化人の科学者・ハードギアは惑星および住民の機械化を具申。プロメシュームは飢餓で苦しむ民衆を救うには機械化人になる以外に道はないと考え、自ら機械化人となる道を選ぶ。機械化人となった彼女はラーメタルの民衆に手術を義務づけ機械化政策を推し進めるが、その裏には人間を機械化してこの星を自分の支配下に置こうとするハードギアの企みがあった。それに気付いたプロメシュームの2人の娘・メーテルとエメラルダスは、機械化人と戦うことを決意する。
原作者の松本はメーテルに強い思い入れがあり、本作は999とメーテルを主軸とする物語である。松本は本作より後の話となる『宇宙交響詩メーテル 銀河鉄道999外伝』と共に、『新竹取物語 1000年女王』と『銀河鉄道999』のミッシングリンクを埋めるための作品と位置づけている。
なお、本作でメーテルの母として登場するプロメシューム(地球名:雪野弥生)は『1000年女王』TV版では死亡しており、映画版は作中のキャラクターから「死んだ」と語られてはいるものの、物語ラストのエンディングにおいて「実は生きていた」ともとれる描写となっているため、生死が判然としていない[1]。生存が確認されている漫画版の最後のコマでのみ「2001年春に地球を去った」と語られていることと、松本の筆により本作の導入部を描いたwebコミックにおいて、プロメシュームが2001年に地球を去ったと語る場面があったことから、本作は漫画版の続きとみられる。1982年の『1000年女王』TV版終了から18年ぶりに潘恵子がプロメシュームを演じた。
いずれもエンディングテーマ曲。
本作のビデオ、DVD以外では以下の商品が発売された。
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