ムロジョン・アフマダリエフ

ウズベキスタンのプロボクサー (1994-) ウィキペディアから

ムロジョン・アフマダリエフ

ムロジョン・アフマダリエフウズベク語: Муроджо́н Каха́рович Ахмадали́ев, ラテン文字転写: Murodjon Qahhorovich Akhmadaliev1994年11月2日 - )は、ウズベキスタンプロボクサーナマンガン出身。現WBA世界スーパーバンタム級暫定王者。元WBAスーパーIBF世界スーパーバンタム級統一王者

概要 基本情報, 本名 ...
ムロジョン・アフマダリエフ
基本情報
本名 ムロジョン・クァホロビッチ・アフマダリエフ
通称 MJ
階級 スーパーバンタム級
身長 166cm
リーチ 173cm
国籍 ウズベキスタン
誕生日 (1994-11-02) 1994年11月2日(30歳)
出身地 ナマンガン
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 14
勝ち 13
KO勝ち 10
敗け 1
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来歴

要約
視点

アマチュア時代

2014年、アジア競技大会に56kg級で出場し、1回戦で敗れた[1]

2015年、世界選手権大会にバンタム級(56kg)で出場し、決勝でマイケル・コンランに敗れたが銀メダルを獲得した[2]

2016年、リオデジャネイロオリンピックにバンタム級で出場し、準決勝でロベイシ・ラミレスに敗れたが銅メダルを獲得した[3]

2017年、世界選手権大会に56kg級で出場し、初戦となった2回戦で敗れた[4]

プロ時代

フェザー級

2018年3月10日、ニューヨークブルックリンキングス・シアターにてフェザー級でプロデビュー戦を行い、初回1分8秒TKO勝ちを収めた[5]

スーパーバンタム級

2019年4月25日、ワールド・ボクシングと共同プロモーションの形でマッチルーム・スポーツ・USAとプロモーション契約を結んだ[6]

2019年9月3日、同月13日にフールー・シアターWBAスーパーIBF世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマンと対戦を予定していたが、ローマンがスパーリング中に左肩を負傷した為に試合を欠場することが8月19日に決定した為[7]、代役としてウィルナー・ソトと対戦し、4回1分56秒TKO勝ちを収めた[8]

2020年1月30日、マイアミのメリディアン・アット・アイランド・ガーデンズでWBAスーパー・IBF世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマンと対戦し、12回2-1(2者が115-113、113-115)の判定勝ちを収め王座を獲得した[9][10][11][12]

2021年4月3日、タシュケントフモ・アリーナでIBF世界スーパーバンタム級暫定王者の岩佐亮佑と対戦し、5回1分30秒TKO勝ちを収め、初防衛に成功した[13]

2021年8月26日、ロニー・リオスと9月18日に対戦予定だったが、アフマダリエフが新型コロナウィルスに感染したため試合が延期された[14]。同年11月12日、1週間後の19日に対戦予定だったロニー・リオスが新型コロナウィルスに感染したため、対戦相手がホセ・ベラスケスに変更されたことが発表された[15]

2021年11月19日、ニューハンプシャー州マンチェスターでWBO世界バンタム級11位ホセ・ベラスケスと対戦し、12回3-0(119-109×3)の判定勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[16]

2022年6月25日、テキサス州サンアントニオのテックポート・アリーナにてジェシー・ロドリゲスシーサケット・ソー・ルンヴィサイの前座で、指名挑戦者のWBA世界スーパーバンタム級1位ロニー・リオスと対戦し、12回2分6秒TKO勝ちを収め3度目の防衛に成功した。この試合中にアフマダリエフは左拳を骨折した[17]

2023年4月8日、テキサス州サンアントニオのボーイング・センター・アット・テックポートにてジェシー・ロドリゲスvsクリスチャン・ゴンサレスの前座で、IBF世界スーパーバンタム級1位のマーロン・タパレスと対戦し、12回1-2(118-110、113-115×2)の判定負けを喫し4度目の防衛に失敗、王座から陥落した[18]

2023年12月16日、アリゾナ州グレンデールのデザート・ダイヤモンド・アリーナにてサニー・エドワーズジェシー・ロドリゲスの前座で、WBA世界スーパーバンタム級2位のケビン・ゴンサレスとWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦を行い、8回2分49秒TKO勝ちを収め井上尚弥への挑戦権を獲得した[19]

2024年12月14日、モンテカルロモンテカルロ・スポーティングで行われた「Monte Carlo Showdown V」における[20]、井上尚弥がIBF及びWBOの指名挑戦者サム・グッドマンの試合を優先させた事に伴うWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦をWBA世界スーパーバンタム級8位のリカルド・エスピノサと行い[21]、3回2分59秒TKO勝ちを収め暫定ながらも王座返り咲きに成功、試合後アフマダリエフは井上に対戦を呼びかけた[22]。同日、WBA会長のヒルベルト・ヘスス・メンドサがアメリカ合衆国のボクシングメディア・ボクシングシーンの取材でWBA世界同級団体内王座統一戦について言及し、2025年1月24日に行われる井上尚弥 対 サム・グッドマンの世界4団体同級タイトルマッチで井上が勝利した場合、「勝者は(アフマダリエフと)戦わなければならない」「イノウエはグッドマン戦後の10日以内に(アフマダリエフと対戦するかどうか)決断しなければならない」と語った[23]

戦績

  • プロボクシング:14戦 13勝 (10KO) 1敗
さらに見る 戦, 日付 ...
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
12018年3月10日1R 1:02TKOダビッド・パズアルゼンチンの旗 アルゼンチンプロデビュー戦
22018年4月21日4R 1:09TKOカルロス・スアレスアルゼンチンの旗 アルゼンチン
32018年7月14日6R判定3-0ルイス・モリーナアルゼンチンの旗 アルゼンチン
42018年8月23日1R 1:20KOラモン・コントレラス チリWBAインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座決定戦
52018年11月24日9R 1:17TKOイサック・ザラテアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBAインターコンチネンタル防衛1
62019年4月26日3R 2:51KOカルロス・カールソンメキシコの旗 メキシコ
72019年9月13日4R 1:56TKOウィルナー・ソト コロンビア
82020年1月30日12R判定2-1ダニエル・ローマンアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA・IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
92021年4月3日5R 1:30TKO岩佐亮佑(セレス)日本の旗 日本WBA・IBF世界スーパーバンタム級王座統一戦
WBA防衛1・IBF防衛1
102021年11月19日12R判定3-0ホセ・ベラスケスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA防衛2・IBF防衛2
112022年6月25日12R 2:06TKOロニー・リオスアメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国WBA防衛3・IBF防衛3
122023年4月8日12R判定1-2マーロン・タパレスフィリピンの旗 フィリピンWBAIBF陥落
132023年12月16日8R 2:49TKOケビン・ゴンザレスメキシコの旗 メキシコWBA世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦
142024年12月14日3R 2:59TKOリカルド・エスピノサメキシコの旗 メキシコWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦
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獲得タイトル

脚注

関連項目

外部リンク

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