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ムナグロシャコ (胸黒鷓鴣、Francolinus francolinus)は、キジ目キジ科の鳥である[3]。
ムナグロシャコ | |||||||||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Francolinus francolinus (Linnaeus, 1766) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ムナグロシャコ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Black Francolin |
キプロス、トルコからシリア・イラク・イラン・アフガニスタン・パキスタン・インドにかけて、またヨルダン周辺、アゼルバイジャン周辺などに生息し[4]、生息数は2012年時点で30万尾以上85万尾未満と推計されている[5]。スペイン、イタリアでは絶滅、サウジアラビア、バングラディッシュでも絶滅したとみられる[5]。
体長は平均31センチほど、体重は平均450グラム程度[6]。オスは、頭・胸・腹・脇が黒地に白い斑点、頭と胸の間に茶色の首輪状の模様、背と翼は黒地に白や茶色のラインが、尻尾は黒地に白く細いラインが、それぞれ沢山見られ、尻尾の下は茶色となっている[6]。
低地の沿岸地域の農地や河川沿いの葦の密集した低木林、樹木が少ない草むらなどに主に生息している[7][6]。開けた場所に出てくることは少なく、大抵は適度に植物に覆われている場所に隠れて生活している[6]。
繁殖はトルコ南部では3月から5月にかけて行われ[7]、産卵個数は、バード・インターナショナルによれば「7個から12個」[7]、ParsTodayによれば「初めての産卵では、2個から5個の卵を産み、その後は産卵シーズンがめぐってくるたびに、産卵する卵の数が増え、およそ20個にも達します」とされている[6]。巣は浅い窪みのある形状で潅木の間や小麦畑などに設けられ、草・枝などで作られていたり、草木の茂みに隠れていたりする[7][6]。何かの事情で卵の数が減ると、残りの卵を放棄し、別の場所に営巣し直し産卵するという習性がある[6]。
食性は雑食性で、昆虫・イモムシ類の他に、植物の種子・新芽・葉・塊茎、穀物、イチジク・ブドウなどの果物等を食べる[7][6]。
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