マルコス・アロンソ・メンドーサ

スペインのサッカー選手 (1990 - ) ウィキペディアから

マルコス・アロンソ・メンドーサ

マルコス・アロンソ・メンドーサ(Marcos Alonso Mendoza, 1990年12月28日 - )は、スペインマドリード出身のサッカー選手セルタ・デ・ビーゴ所属。元スペイン代表。ポジションはDF

概要 マルコス・アロンソ, 名前 ...
マルコス・アロンソ
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チェルシーFCでのアロンソ (2017年)
名前
本名 マルコス・アロンソ・メンドーサ
Marcos Alonso Mendoza
ラテン文字 Marcos Alonso
基本情報
国籍 スペイン
生年月日 (1990-12-28) 1990年12月28日(34歳)
出身地 マドリード
身長 188cm[1]
体重 84kg[1]
選手情報
在籍チーム セルタ・デ・ビーゴ
ポジション DF (LSB)
背番号 20
利き足 左足
ユース
1998-2008 レアル・マドリード
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2008-2010 レアル・マドリードB 39 (3)
2010 レアル・マドリード 1 (0)
2010-2013 ボルトン 35 (5)
2013-2016 フィオレンティーナ 58 (4)
2014 サンダーランド (loan) 16 (0)
2016-2022 チェルシー 154 (25)
2022-2024 バルセロナ 29 (1)
2024‐ セルタ
代表歴2
2009  スペイン U-19 3 (0)
2018-2022 スペイン 9 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年8月30日現在。
2. 2022年3月29日現在。
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左足でのキックが正確でフリーキックやクロス、ボレーシュートなどの様々なキックを得意としている。元サッカー選手であるマルキートスを祖父に、同じくマルコス・アロンソ・ペーニャを父に持つ。

経歴

要約
視点

クラブ

レアル・マドリード

レアル・マドリードの下部組織出身であり、2008年にレアル・マドリード・カスティージャの一員となった。2010年4月4日、ラシン・サンタンデール戦にてトップチームデビューを果たした[2]

ボルトン

2010年夏の移籍市場で、3年契約でのボルトン・ワンダラーズFCへの移籍が発表された。ボルトンがプレミアに在籍していた2010-11シーズン、2011-12シーズンでは2年間で9試合出場、ボルトンが2部に降格した2012-13シーズンは26試合出場の4得点と活躍した。

フィオレンティーナ

2013年5月31日、ACFフィオレンティーナに移籍することが発表された[3]。フィオレンティーナでの1年目となる2013年は出場機会が得られず、12月31日にサンダーランドへシーズン終了までのレンタルで移籍した[4]。2014-15シーズン初めからフィオレンティーナに復帰。ここからは出場機会を獲得して2014-15シーズンは22試合出場で1得点。翌2015-16シーズンは完全に主力となり31試合に出場して1得点。フィオレンティーナの16年ぶりのリーグ途中での首位に貢献した。

チェルシー

2016年夏の移籍市場でチェルシーFCに移籍した[5]。契約期間は5年間で、移籍金は2300万ポンド[6]アントニオ・コンテが3バックを採用すると、ウイングバックとしてレギュラーに定着した[7]。2016年11月5日のエヴァートン戦でチェルシーでのプレミアリーグ初ゴールを決め[8]、2017年1月14日のレスター戦でも2得点を決めた[9]。4月8日のボーンマス戦ではFKも決めている[10]。また2016-17シーズンにはファン選出のプレミアリーグベストイレブン[11]、スカイスポーツが選出した2016-17シーズン、プレミアリーグファンタジーイレブンにも選出された[12]

2017年8月20日、トッテナム戦で2ゴールを挙げて勝利に貢献した[13]。2018年4月14日、サウサンプトン戦でシェーン・ロングに対して悪質なプレーを行い、4月19日に3試合の出場停止処分が下された[14]。2017-18シーズンのプレミアリーグでは、フリーキックからの3ゴールを含め7ゴールを決めるなど[15]、PFA年間ベストイレブンに選ばれる活躍を見せた[16]。2018-19シーズン、プレミアリーグ第2節のアーセナルとのビッグロンドン・ダービーでは2-2から決勝ゴールを決め、勝利に貢献した[17]。2018年10月24日、クラブとの契約を2023年まで延長した[18]

2020年2月25日、UEFAチャンピオンズリーグ・ラウンド16のバイエルン・ミュンヘン戦でロベルト・レヴァンドフスキの顔面を腕で強打してしまい、退場処分を受けた[19]。2月29日、ボーンマス戦で2得点を記録し、引き分けに持ち込むことに貢献した[20]レスター・シティからベン・チルウェルが加入すると出場機会が激減した。

2021-22シーズン開幕戦のクリスタル・パレス戦にスタメン出場し、先制点となる直接FKを決め勝利に貢献した[21]。LWBのポジションを争うライバル、チルウェルが怪我で長期離脱を余儀なくされたことから出場機会が増えた。2022年4月28日に行われた第37節、マンチェスター・ユナイテッド戦でボレーシュートを決めたがその2分後にクリスティアーノ・ロナウドに決められ、試合は引き分けに終わった[22]。2022年5月19日に行われたレスター戦でリース・ジェームズが上げた浮き球のクロスに走りこんで左足で合わせ、ゴールネットを揺らした[23]

2022年9月2日、双方の合意の下でチェルシーとの契約を解除した[24]。チェルシーFCには6年間在籍し、212試合に出場、29ゴール、23アシストを記録した[25]

バルセロナ

チェルシーと契約解除した同日、ピエール=エメリク・オーバメヤンと入れ替わる形でかつて父も所属したFCバルセロナに加入し、単年契約を結んだ[26]。バルセロナ加入後は、CBに怪我人が続出したチーム事情からCBとして出場する機会が増加した。12月31日に行われた、エスパニョールとのバルセロナダービーでヘディングでゴールを決め移籍後初得点を記録した[27]。2023年1月27日、契約を1年延長したことが発表された[28]

しかし2年目の2023‐24シーズンは、慢性的な腰の怪我に悩まされ、手術に踏み切ったことも影響し、公式戦は僅か8試合の出場にとどまった。

セルタ

2024年8月28日、セルタ・デ・ビーゴへ加入することが発表された[29]

代表

2018年3月、アルゼンチン代表ドイツ代表との親善試合にむけたスペイン代表メンバーに招集された[30]。アルゼンチン代表戦で代表デビューを飾り、親子3代でスペイン代表でのプレーを果たした[31]2018 FIFAワールドカップのメンバーからは落選した[32]

個人成績

クラブ

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クラブ シーズン リーグ リーグ戦 カップ戦 リーグ杯 国際大会 その他 合計
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
レアル・マドリード 2009-10 プリメーラ 1000-00001 0
通算1000-000010
ボルトン 2010-11 プレミアリーグ 403020-0 09 0
2011-12 511010-0 07 1
2012-13 チャンピオンシップ 2643010-0 030 4
通算3557040-0 0465
フィオレンティーナ 2013-14 セリエA 3000-600 09 0
通算3000-600090
サンダーランド 2013-14 プレミアリーグ 1601030-0 020 0
通算1601030-00200
フィオレンティーナ 2014-15 セリエA 22130-1010 035 2
2015-16 31310-700 039 3
2016-17 2000-000 02 0
通算55440-17100765
チェルシー 2016-17 プレミアリーグ 3163010-0 035 6
2017-18 3373120701046 8
2018-19 3122010421039 4
2019-20 1844020500029 4
2020-21 1322000200 017 2
2021-22 28431501000 046 5
通算154251721102822021229
総通算264342921805132036439
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クラブ シーズン リーグ リーグ戦 合計
出場得点出場得点
レアル・マドリード・カスティージャ 2008-09 セグンダB 110110
2009-10 283283
総通算393393
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代表

  • 国際Aマッチ 9試合 0得点
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スペイン代表国際Aマッチ
出場得点
201830
201900
202000
202120
202240
通算 90
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タイトル

クラブ

チェルシーFC
FCバルセロナ

個人

脚注

外部リンク

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