新居浜マリーナ(にいはまマリーナ)は、愛媛県新居浜市の北東部にある新居浜東港に整備された海浜リゾート公園である。愛称は「マリンパーク新居浜」。

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入口付近から

概要

臨海レジャー環境の充実を図って、新居浜市が整備した施設。四国最大級のマリーナ・研修施設や「フランス料理Restaurant Loca」[1]を備えたクラブハウス・人工砂浜・キャンプ場・多目的広場などが順次整備され、2005年(平成17年)に完成した。年間5万数千人が利用している。小型船舶係留施設であるマリーナ地区は、にいはま海の駅として国土交通省海の駅に登録していて、さらに2018年(平成30年)7月1日にはマリーナ一帯をみなとオアシスに登録し、マリーナのクラブハウスを代表施設とするみなとオアシス マリンパーク新居浜として交流拠点ともなっている。

  • 所在地:愛媛県新居浜市垣生3丁目乙324番地
  • 面積:9.7ヘクタール(うち、マリーナ:2.4ヘクタール、緑地:7.3ヘクタール)
  • 総事業費:94億89万千円

主な施設

クラブハウス
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クラブハウス

施設の中央に位置する地上2階の建物。建物外観は白と青を基調とした流線型デザイン。研修室、宿泊室、レストラン備える。宿泊施設の最大収容人員は140名。

人工砂浜
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人工砂浜

半円形の人工砂浜。海岸線の長さは300メートル、砂浜幅は24メートル。ビーチバレーボールコートを備える。砂浜に沿うようにヤシの木が175本植えられていることから、「ヤシの木ビーチ」という愛称が採択された。

キャンプ場

全面芝。バーベキューなどが楽しめる。

マリーナ
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新居浜マリーナ

桟橋浮桟橋などの係留施設が整備されている。係留船舶数は約200隻。公園全体は、正式名称である「新居浜マリーナ」より、「マリンパーク新居浜」の愛称が定着しており、通常このマリーナ地区のみが特に「新居浜マリーナ」と呼ばれる。

多目的広場

グラウンド、バスケットボールコートがある。夜間照明完備。

赤灯台・白灯台

入口にあるモニュメントの灯台は、新居浜本港に昭和12年12月1日に設置され、赤灯台は昭和61年12月に、白灯台は昭和62年12月に引退したものを保存されている。

イベント

  • 1月:新居浜凧あげ大会
  • 5月上旬:しまなみカップヨットレース
  • 7月第3月曜日:海の日市民クルージング大会
  • 7月下旬:マリンパーク新居浜アクアスロン大会
  • 11月:わさびのボートエギング大会

歴史

  • 1981年(昭和56年)8月:港湾計画改訂により計画決定。
  • 1988年(昭和63年):事業着手。
  • 1996年(平成8年)4月:供用開始。
  • 2005年(平成17年)3月:事業完了、全面完成。
  • 2006年(平成18年)5月16日:マリーナ地区が「にいはま海の駅」として海の駅に登録される。
  • 2007年(平成19年)7月1日:人工砂浜地区の愛称が「ヤシの木ビーチ」に決定。

アクセスなど

新居浜東港方面の路線バスは存在しないため、マイカーを利用しない者は注意が必要である。無料駐車場250台。

脚注

外部リンク

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