マックフルーリー

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マックフルーリー

マックフルーリーとは、マクドナルドで提供されている製品であり、ソフトクリームに砕いた菓子を混ぜ込んだものである。

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オレオ風味のマックフルーリー

概要

本製品は1995年にカナダのマクドナルドで誕生した[1][2]。自店舗のそばに進出してきた人気アイスクリームチェーンに対抗するため、フランチャイズオーナーが考案した[1][2]。フルーリーという名前は「疾風」「突風」を意味しており、スプーンを用いてソフトクリームとオレオを高速で混ぜ合わせることにちなむと同時に、競合製品のアイスクリーム「ブリザード」への対抗もある[1][2]

かつては300円で販売されていたが、小さな子どもでも食べやすくするため、2011年3月11日から大幅に減量した上で190円に下げされた[3] [2]

2024年9月現在、レギュラー販売されているトッピングはオレオクッキー1種類。過去にネスレクランチ、キットカットの2種類もあったが販売終了。この商品に付いてくるスプーンは注文後の混ぜ込み用として使うので、機械に取り付けられるよう持つ方が四角く、ストッパーが付いた特殊なものである。

期間限定のフレーバーも多数登場しており、旬の食材を用いたもの(例:日向夏チーズケーキ)や、企業やキャラクターとのコラボレーション(例:森永ミルクキャラメルポムポムプリン)など多岐にわたる[2]

2010年まではいずれも330円、2011年は220円、2012年は250円。なお、一部店舗では、マックフルーリーで「オレオ」「クランチ」「M&Ms」「バターフィンガー」の4種類が提供されている。

これまではプラスチックのふたとスプーンが付いた紙製の容器で提供されていたが、日本においては2024年から環境への配慮から紙のふたと木製のスプーンへと変更された[注釈 1][4]

期間限定フレーバー

要約
視点
さらに見る 販売時期, フレーバー ...
販売時期フレーバー備考
2007年7月
2009年4月
ストロベリー&オレオクッキー[5]
2007年8月
2008年3月
キャラメル&オレオクッキー [6]
2008年1月ダブルショコラチョコレート風味のソフトクリームとキットカット[2][8]
2008年4月
2009年3月
2013年3月
抹茶&オレオクッキー[9]
2008年6月
2009年6月
ミルクティー&オレオクッキー[10]
2008年8月
2014年7月
2015年5月
ブルーベリー&オレオクッキー[11]
2008年10月キャラメルマキアートキットカットとのコラボレーション商品[12]
2009年1月
2009年4月下旬
クッキー&ショコラクッキーはオレオクッキー[13]
2009年8月ミント&オレオクッキー[14]
2009年9月ガトーマロン[15]
2010年6月ストロベリー&ヨーグルト[16]
2010年11月チョコレートケーキ[17]
2011年3月25日バナナケーキ[18]
2011年7月ダブルチョイス六本木ヒルズ店など一部店舗のみの期間限定、ソース(ストロベリー・チョコレート・キャラメル)・トッピング(オレオクッキー・ケロッグ グラノラ・キットカット)それぞれ1種類を選んで組み合わせる[19]
2012年6月トロピカルソーダ[20]
2012年8月キャラメルプリン[21]
2012年12月マーブルオレオ[22]
2015年11月3日~12月下旬ガトーショコラサイコロ状に切ったチョコレートケーキを載せたフルーリー[23]
2016年6月1日~7月下旬日向夏チーズケーキこの前後にはマックフルーリー以外でもご当地メニューを展開していた[24]
2016年ポムポムプリン[25]
2017年5月森永ミルクキャラメルマックシェイク 森永ミルクキャラメル」の好評を受けて誕生した。[26]
2017年7月14日~8月上旬
2021年6月
ピカチュウのチョコバナナ
2017年8月ブラックサンダー[29]
2018年8月白いブラックサンダー北海道限定[30]
2019年7月~8月下旬ニューヨークチーズケーキ[31]
ダブルチョコファッジ
2022年2月キットカット ストロベリー[32]
2022年7月濃厚マンゴー&カルピス[33]
2022年月見モンブラン風味[34]
2022年11月16日~2023年1月上旬プレッツェル キャラメル[2]
ストロベリー ココアクッキー
2023年1月小枝[35]
2024年6月杏仁マンゴー

[36]

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脚注

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