マイケル・ハート(Michael Hardt、1960年 - )は、アメリカ合衆国の哲学者、比較文学者。デューク大学文学部准教授。スワースモア大学卒業後、1990年、ワシントン大学で博士号取得。
アントニオ・ネグリとの共著『〈帝国〉』で知られる。
単著
- Gilles Deleuze: An Apprenticeship in Philosophy, (University of Minnesota Press, 1993).
共著
- Labor of Dionysus: A Critique of the State-Form, with Antonio Negri, (University of Minnesota Press, 1994).
- Empire, with Antonio Negri, (Harvard University Press, 2000).
- 『〈帝国〉 ——グローバル化の世界秩序とマルチチュードの可能性』水嶋一憲・酒井隆史・浜邦彦・吉田俊実訳(以文社, 2003年)
- Multitude: War and Democracy in the Age of Empire, with Antonio Negri, (Penguin Press, 2004).
- 『マルチチュード ——〈帝国〉時代の戦争と民主主義(上・下)』市田良彦・水嶋一憲監修(日本放送出版協会[NHKブックス], 2005年)
- Commonwealth, with Antonio Negri, (Harvard University Press, 2009).
- 『コモンウェルス——<帝国>を超える革命論(上・下)』水嶋一憲監訳(日本放送出版協会[NHKブックス]、2012年)
- Declaration, with Antorio Negri, 2012.
- 『叛逆——マルチチュードの民主主義宣言』水嶋一憲、清水知子訳(日本放送出版協会[NHKブックス]、2013年)
- Assembly, with Antonio Negri, (Oxford University Press, 2017).
- 『アセンブリ——新たな民主主義の編成』水嶋一憲・佐藤嘉幸・箱田徹・飯村祥之訳(岩波書店、2022年)
共編著
- Radical Thought in Italy: A Potential Politics, co-edited with Paolo Virno, (University of Minnesota Press, 1996).
- The Jameson Reader, co-edited with Kathi Weeks, (Blackwell, 2000).
寄稿
- 「市民社会の衰退 付:早稲田大学での逮捕に関する追記」(『ネオリベ化する公共圏 壊滅する大学・市民社会からの自律』明石書店 2006 収録)