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ホームUはかつてNTTドコモが提供していたFOMA/無線LANデュアル端末を利用した、家庭用向けのFMC(Fixed Mobile Convergence)サービスである。
自宅などで「ホームU」対応の無線LANアクセスポイント(ホームU対応アンテナと言う)とブロードバンド回線のフレッツを接続することにより、最大54Mビット/秒の無線LAN (IEEE 802.11a/b/g) 機能を備えたFOMA/無線LANデュアル端末において、無線LAN・フレッツ経由によるiモード(フルブラウザ込)パケット通信の通信料が不要(無料)となるサービスである。また、IPセントレックス(ドコモにおけるビジネスmoperaIPセントレックス)の応用により、ホームUにおいては対応端末がIP電話となり相互間の通話が無料で行える。
以下のような特徴をもつ。
一方、デメリットとして
といった点が挙げられる。
なお、2009年11月18日より、宅内のフレッツ回線を用いて小型フェムトセル基地局を設置する「マイエリア」が開始された(構内基地局の位置づけのため2.1GHz帯を使用し、圏内であっても公衆回線のみなし利用として通信料が発生する点がホームUと異なる)。
2011年8月31日に後述のワンナンバーも含めた新規受付が終了し、2012年8月31日にはサービス自体が終了。要因としては対応機種が限られている事やスマートフォンの普及により、自宅のWi-Fi環境を利用するユーザーが増えた事による通信環境の変化などが上げられる[2]。
サービス開始当初はホームUとFOMA回線を区別するため、ホームU利用には050の番号が付与されて発着信を行っていたが(ドッチーモと同様)、2008年10月1日より、090/080番号での発着信ができるサービス「ワンナンバー(ホームU)」の提供が開始された。
ホームUを利用するためには以下の条件が必要になる。
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