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ホンダラ行進曲(ほんだらこうしんきょく)は1963年4月20日に発売されたハナ肇とクレージーキャッツ5枚目のシングル。作詞は青島幸男、作曲・編曲は萩原哲晶。
軽快で派手に盛りあげられる明るい曲調に対し、歌詞の内容があまりにも無意味でナンセンス(かつ、実は虚無的)である一種のギャップもあって、クレージーキャッツの曲の中でも評価が高い。
なお、それまでクレージーは東芝音楽工業(現:EMIミュージック・ジャパン)からレコードを発売していたが、渡辺プロダクションとの兼ね合いから本曲よりキングレコードに移籍するも、翌1964年発売の『学生節 / めんどうみたョ』より東芝に戻った。
口琴などのとぼけた効果音が連発されるコミカルなマーチ調のメロディに乗せて「ホンダラダホイホイ」という意味不明なナンセンスフレーズ(どうとでも受け取れるが、歌詞の繋がりから「どうでもいい」「大した意味もない」という厭世的ニュアンスを匂わせる)を延々連ね、行動しても結局無意味だから、無気力・無関心に怠惰を決め込む、という主旨の歌詞が歌われる。
作詞者の青島自身、この自作について「(当時の自身の心境が影響していたのか)柄にもなくニヒリズムが漂っている」と回想している。
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