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1926年に公開されたドイツのサイレント映画 ウィキペディアから
『プラーグの大学生』(プラーグのだいがくせい、ドイツ語: Der Student von Prag)は、1926年に公開されたドイツの表現主義サイレント映画で、監督はヘンリック・ガレーン[3]。
1820年、プラハ。バルドゥインは剣の達人として名高い大学生。ある日、狩りの最中に落馬したマルギット女伯爵を助け、彼女に恋をする。しかし彼女には裕福な許婚がいた。バルドゥインは貧乏だった。魔術師のスカピネリが金の援助を申し出る。交換条件は彼の部屋にあるもの一切、バルドウィンは同意する。条件のなかには鏡に映るバルドゥイン自身の姿も入っていた。女伯爵の愛は得るも、自己の分身は決闘で彼女の許嫁を殺してしまう。以後、バルドゥインの近辺に現れる分身に悩まされ続ける。最後には、バルドゥインは分身を銃で撃ち倒すが、それはバルドゥイン自身の死を意味した。
いくつかのシーンにホルスト・ヴェッセルがエキストラで出演している。
脚本はヘンリック・ガレーンとハンス・ハインツ・エーヴェルスで、ファウスト伝説を下敷きにしている[4][1]。1913年の同名映画のリメイクである[2]。
美術はヘルマン・ヴァルム、撮影はギュンター・クランフ。特殊効果によりフィナーレでは本物と分身が対峙する[2]。
1926年10月25日、ベルリンで封切[1]。1935年、アルトゥール・ロビソン によりトーキーとしてリメイクされた[2]。
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