プネー岡山友好公園
インド・プネー市にある公園 ウィキペディアから
プネー岡山友好公園(英: Pune-Okayama Friendship Garden)は、インド・マハーラーシュトラ州のプネー市にある公園。同市で最も広い公園のひとつであり[1]、日本の岡山市にある後楽園を模した日本庭園がある。プ・ラ・デシュパンデ公園(英: Pu La Deshpande Garden)とも呼ばれる。
プネー岡山友好公園 (プ・ラ・デシュパンデ公園) | |
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分類 | 公共公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯18度29分28.7秒 東経73度50分12.5秒 |
名称
プ・ラ・デシュパンデ公園(マラーティー語: पु.ल. देशपांडे उद्यान / Pu La Deshpande Udyan)の名は、マハーラーシュトラ州出身の著名なマラーティー語作家、プルショッタム・ラクスマン・デシュパンデ(プ・ラ・デシュパンデ)にちなんでいる。
プネーの日本語表記の揺れにより、「プネ岡山友好公園」[2][3]「プーネ岡山友好公園」[4]などの表記もある。現地には「プーネ岡山友好公園」表記の石碑が立っている。
沿革
庭園は、2006年1月19日に開園した[3][5]。岡山市にある後楽園をモデルとして造園されている[3]。
岡山とプネーの交流は、2003年にプネー市の行政・経済視察団が岡山県に派遣されたことを契機とする[5]。この公園の築庭には岡山県側が協力しており[5]、開園式典に際して岡山県とプネー市は友好交流協定を締結した[5]。公園の完成後も、管理技術向上のために岡山県から技術者が派遣されており、またプネー市からの研修生を岡山県が受け入れている[4]。
施設
庭には、その全体に広がる水路による自然な水の流れが含まれている。庭はよく維持され、芝生の上を歩くことは許可されていない。面積は10エーカーである。庭園の小道に沿って人々が散策するときに、風景の変化を楽しめるよう工夫されている。庭園には色とりどりの魚が生息しており、庭園中央の橋から眺めることができる。
この庭園の第二期工事区画はムガル庭園の名で呼ばれる。ニューデリーにあるラッシュトラパティ・バワン(インド大統領官邸)のムガル庭園 (Mughal gardens) のレプリカである。
入場料は、大人と子供(3歳以上)ともに5ルピー。庭園での飲食は許可されていない。庭園の外に有料の駐車スペースがあり、また、駐車場の近くには子供のための遊び場がある。
さまざまな映画がこの庭園で撮影されている。
アクセス
庭園は Sinhgad road に位置しており、バス、タクシー、オートリキシャーによって容易に到達できる。この庭園は、週末や学校の休暇期間には混雑する。
ギャラリー
脚注
外部リンク
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