プチヴェール

プチヴェール（Petit vert）は、アブラナ科の野菜。1990年に株式会社増田採種場（静岡県）がケールとメキャベツの交配によって開発した^[1]、世界初の「非結球メキャベツ^[2]」である^[3]。

プチヴェール

その名前は、フランス語で小さな緑を意味する^[4]。近年では、青汁や野菜ジュースの材料にも使われている。

特徴

ビタミンC、カロテン、鉄分^[5]、カルシウムを多く含み、栄養値が高いとされる^[6]。カルシウムに関しては、搾汁液は牛乳と比べて吸収率が高いという研究結果がある^[7]。

また、糖度が11～16度ある^[3][8]ことも特徴的。糖度は気温が低いほど増すという指摘がある^[6]。

出典

1. 野菜のいろいろ「プチヴェール」－月報 野菜情報－2011年4月
2. 球状にならず、例えばサラダ菜のように、バラの花びらが開いたような葉の付きかたをする。
3. JAなんすん～特産品
4. 沼津市農業推進協議会　プチヴェール
5. 尾張旭市　各課の業務－産業課－
6. 山梨県 非結球メキャベツ（プチヴェール）
7. カゴメ株式会社 > カゴメ研究開発だより > 研究成果サマリー > 植物性乳酸菌「ラブレ菌」発酵物の抗腫瘍作用を動物実験で実証
8. 新潟県：【新潟】「プチヴェール」で地域を元気に！

外部リンク

• 増田採種場