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フレスコボール(英: Frescoball、Frescobol(スペイン語・ポルトガル語))とは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のラケットスポーツである。日本では激しい羽根突きの様なスポーツと表現される。年齢や性別に関わらず楽しめるため、ブラジルではビーチで老若男女がプレーしている。
フレスコボールはビーチテニスやテニスと似てはいるが、異なるスポーツである。なぜならフレスコボールは対戦競技ではないからである。向かい合う選手同士は敵ではなく、ペア、すなわち味方である。他のラケットスポーツとは異なり、相手のミスを誘ってポイントを稼ぐのではなく、一定時間内にどれだけラリー回数を重ねられたかを競う種目である。また、テニスのように向かい合う選手を阻むようなネットや厳密なコートがある訳ではない。
フレスコボールは第二次世界大戦後の1945年頃にリオデジャネイロのコパカバーナビーチで、考案されたとされている。しかし、正式には誰がいつ発明したかは明らかになっていない。
1950年代に、ある男がコパカバーナ地区に住む友人とよくビーチでテニスをしていた。潮風によってラケットが壊れるので、海水にも耐えられる木製のラケットを欲していたので、別の友人へ作成を頼んだ。彼は大工仕事をしており、ラケット作りに挑み、今日のラケットの原型を作った。そして、このような取り組みが実を結び、今日のようなスポーツへと発展し、現在では“フレスコボール”と呼ばれるスポーツが生まれた。
2015年3月には、メキシコ、プラヤ・デル・カルメンにて第1回フレスコボール世界選手権が開催され、世界各国から選手が集まった。日本からも2組出場を果たしている。中南米や欧州を中心として、世界規模で競技人口を着実に伸ばしているスポーツである。
日本では2013年にリオデジャネイロでフレスコボールと出会った窪島剣璽が、日本での普及を目指し同年にも、日本フレスコボール協会 (会長 窪島剣璽)を設立し、2014年より活発に普及活動が行われている。 2015年8月には、三浦海岸にて日本国内で初となるフレスコボールの競技大会「Frescoball JAPAN OPEN 2015」[1]が行われた。
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