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フランソワ=グザヴィエ・ファーブル(François-Xavier Fabre、1766年4月1日 - 1837年3月16日)は、フランスの画家である。新古典主義の画家で歴史画、肖像画を描いた。
モンペリエで生まれた。パリでジャック=ルイ・ダヴィッドに学び、1787年にローマ賞を受賞した[1]。ローマ賞でイタリア留学の権利を得て、ローマに滞在し、1793年に南イタリアのフィレンツェ、ナポリに移り、1800年には、フィレンツェの美術アカデミーの教授になり、1826年までその仕事を続けた。フランス革命からフランス第一帝政の時代をファーブルはイタリアで過ごしていたことになる。イタリアでは貴族で劇作家のヴィットーリオ・アルフィエーリとオールバニ伯爵夫人らと友人になり、彼らの肖像画も残した。1803年にアルフィエーリが亡くなった後は、オールバニ伯爵夫人と同棲し、1824年にオルバニー伯爵夫人が亡くなると、遺産を相続した。1808年にはナポレオン1世の弟、リュシアン・ボナパルトの肖像画も残している。
1826年にフランスに戻り、モンペリエに住み、モンペリエの美術館、美術学校、図書館の創設に貢献し、個人的コレクションを寄贈した[1]。ファーブル美術館としてモンペリエの美術館は1928年に開館した。1828年にフランス復古王政の国王、シャルル10世から、レジオンドヌール勲章(オフィシエ)を受勲し[2]、バロンの称号を得た。
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