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『フランケンウィニー』(Frankenweenie)は、3D・白黒[4]・ストップモーション・アニメによるファンタジー・ホラー映画である。ティム・バートン監督作品であり、自身による1984年の同名短編映画のリメイクである。2012年10月5日に公開された。白黒映画およびストップモーション映画としては史上初めてIMAX 3D上映が行われた[5]。
フランケンウィニー | |
---|---|
Frankenweenie | |
監督 | ティム・バートン |
脚本 | ジョン・オーガスト |
原作 |
ティム・バートン 『フランケンウィニー』 |
製作 |
ティム・バートン アリソン・アバッテ |
製作総指揮 | ドン・ハーン |
出演者 |
チャーリー・ターハン フランク・ウェルカー ウィノナ・ライダー キャサリン・オハラ マーティン・ショート マーティン・ランドー ロバート・キャプロン アッティカス・シェイファー |
音楽 | ダニー・エルフマン |
撮影 | ピーター・ソーグ |
編集 |
クリス・レベンゾン マーク・ソロモン |
製作会社 |
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ ティム・バートン・プロダクションズ |
配給 |
ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン |
公開 |
2012年9月20日(ファンタスティック・フェスト) 2012年10月5日 2012年12月15日 |
上映時間 | 87分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 |
7億5000万円[2] $81,491,068[3] |
作品のコンセプトは「愛がなければ怪物、愛があれば英雄が生まれる」[6]
不思議な町、ニューオランダ。交通事故で愛犬のスパーキーを失った少年ヴィクターは科学の授業からヒントを得て、彼を蘇らせることを決意する。ツギハギだらけの“フラン犬”として見事スパーキーは蘇るも、無邪気で陽気で能天気な性格から「自分が死んだこと」に気付かないまま勝手に外へ出てしまう。スパーキーの有り得ない姿を目撃したクラスメート達はヴィクターのアイデアを使って次々と動物達を蘇らせていく。
なお、この作品はティム・バートンが子供の頃に過ごした記憶や人々がモデルとなっている[7]。
役名 | 原語版声優 | 日本語吹替 |
---|---|---|
スーザン・フランケンシュタイン | キャサリン・オハラ[8] | 湯屋敦子 |
フシギちゃん | 宮本侑芽 | |
体育の先生 | 近藤春菜 (ハリセンボン) | |
エドワード・フランケンシュタイン | マーティン・ショート[8] | 平川大輔 |
ブルゲマイスター町長 | 赤星昇一郎 | |
ナソル | 小倉史也 | |
ジクルスキ先生 | マーティン・ランドー[8] | 壤晴彦 |
ヴィクター・フランケンシュタイン | チャーリー・ターハン[9] | 吉永拓斗 |
エドガー・"E"・ゴア | アッティカス・シェイファー[9] | 関根航 |
エルザ・ヴァン・ヘルシング | ウィノナ・ライダー[8] | 南里侑香 |
ボブ | ロバート・キャプソン[10] | 中村一葵 |
トシアキ | ジェームズ・ヒロユキ・リャオ[11] | 島﨑光 |
ボブの母 | コンチャータ・フェレル[10] | 橘U子 |
消防署長 | トム・ケニー[12] | |
兵士 | ||
町民 | ||
ドラキュラ伯爵 | クリストファー・リー[13] (ノンクレジット) | |
スパーキー | フランク・ウェルカー (効果音) | 原語版流用 |
ペルセポネ | ディー・ブラッドリー・ベイカー (効果音) | |
おヒゲくん | ||
ワー・ラット | ||
コロッサス | ||
シェリー | ||
ジャイアント・シー・モンキー | ジェフ・ベネット (効果音) | |
クラスメイト | 箕輪はるか (ハリセンボン) | |
店主 | 藤原貴弘 | |
エドガー・"E"・ゴアの父 | 野川雅史 | |
ジャックの母 | 田中杏沙 | |
ペットショップの店員 | 遠藤淳 | |
ティム・バートンはディズニーデジタル3-Dで『アリス・イン・ワンダーランド』と『フランケンウィニー』のリメイク版を製作する契約を結んだ。『フランケンウィニー』の長編化企画は2005年11月まで遡る[14]。2006年、ジョン・オーガストが脚本書き直しのアプローチをかけられたが[15]、2009年1月まで雇われなかった。オリジナル版と同様、長編版は白黒で撮影された。『ティム・バートンのコープスブライド』のスタッフが多数参加している[16]。バートンはリメイクするにあたり、スパーキーのデザインを『Family Dog』の犬を参考にしている[17]。
撮影は2010年7月にスリー・マイルズ・スタジオで開始された[18]。
ダニー・エルフマンによるサウンドトラック盤がウォルト・ディズニー・レコーズより2012年9月25日に発売された[19]。同日、下記の内容の“インスパイア・アルバム”も同レーベルより発売されている[20]。
『Frankenweenie: Unleashed』 | |
---|---|
多数のアーティスト の サウンドトラック | |
リリース | |
時間 | |
レーベル | ウォルト・ディズニー・レコーズ |
# | タイトル | 歌手 | 時間 |
---|---|---|---|
1. | 「Strange Love」 | カレンO | |
2. | 「Electric Heart (Stay Forever)」 | ネオン・トゥリーズ | |
3. | 「Polartropic (You Don't Understand Me)」 | マーク・フォスター | |
4. | 「Almost There」 | パッション・ピット | |
5. | 「Pet Sematary」 | プレイン・ホワイト・ティーズ | |
6. | 「With My Hands」 | Kimbra | |
7. | 「Everybody's Got a Secret」 | AWOLNATION | |
8. | 「Immortal」 | Kerli | |
9. | 「My Mechanical Friend」 | Grace Potter、ザ・フレーミング・リップス | |
10. | 「Lost Cause」 | イマジン・ドラゴンズ | |
11. | 「Underground」 | GROUPLOVE | |
12. | 「Building a Monster」 | Skylar Grey | |
13. | 「Witchcraft」 | ロバート・スミス | |
14. | 「Praise Be New Holland」 | ウィノナ・ライダー | |
合計時間: |
当初2011年11月公開予定であったが、ディズニーは2012年3月9日に変更した[16][23]。2011年11月、『ジョン・カーター』を2012年3月9日公開とし、『フランケンウィニー』は2012年10月5日公開となることが発表された[24]。プレミア上映は2012年9月20日にテキサス州オースティンのファンタスティック・フェストで行われた[25]。 日本では2012年12月15日に公開され、後に2015年6月14日に、ディズニーXDで放送された。なお、日本でのディズニーXDでの放送は、邦題タイトルの表記はあるが、映倫の表記がない。
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