フライデーズ・チャイルド (曲)

「フライデーズ・チャイルド」 (Friday's Child) は、英国の歌手ウィル・ヤングの楽曲。ヤングの2枚目のスタジオ・アルバム『フライデーズ・チャイルド』の為にステファン・リーとダイナ・テイラーによって書かれ、ステファン・リプソンによってプロデュースされた本曲はリーによるオリジナル・プロダクションが基になっている。シングルはアルバムの3枚目のシングルとして2004年7月5日に発売された。「フライデーズ・チャイルド」は全英シングルチャートで4位に到達し（彼にとってトップ3に到達しなかった初めてのシングル）、アイルランドでは31位を記録した。

「フライデーズ・チャイルド」
ウィル・ヤング の シングル
初出アルバム『フライデーズ・チャイルド』
リリース	2004年7月5日 (2004-07-05)
時間	9分2秒 (アルバム・ヴァージョン) 4分10秒 (シングル・ヴァージョン)
レーベル	19 S RCA BMG
作詞・作曲	Stephen Lee Dina Taylor
プロデュース	Stephen Lipson
ウィル・ヤング シングル 年表
ユア・ゲーム (2004年) フライデーズ・チャイルド (2004年) スウィッチ・イット・オン (2005年)
ミュージックビデオ 「Friday's Child」 - YouTube ライヴ映像 "Friday's Child (Live in London, 2005)" - YouTube

ミュージック・ビデオ

「フライデーズ・チャイルド」のビデオはドイル・ウィルソンが監督し、過去にオリンピックに出場し、泳いだ経験があるヤングの祖父から着想を得た^[1]。ビデオはヤングがオリンピックの競泳選手になるまでを描いている。彼はアームバンドを付けてレッスンを始め、ビート板を使うようになる。次にライフセービングのレッスンを受け、インストラクターとともにタイムトライアルに挑む。2番目のコーラスの部分で彼は水泳競争の選手として参加し、レースに勝利する。オリンピックへの予選大会のシーンで観客の持ってるクリップボードにカメラがズームし、「オリンピックへの素質はあるか？」の質問に対し「はい」の欄が埋められている。そして彼はイングランド代表として新たなオリンピック・チャンピオンになる。ビデオの最後は金メダルを持って表彰される姿を描き、イギリス海峡を泳ぐ姿で終わる。

収録曲

イギリス/アイルランド CD1^[2]

#	タイトル	作詞	作曲・編曲	プロデューサー	時間
1.	「Friday's Child」(シングル・ヴァージョン)	Stephen Lee Dina Taylor	Stephen Lee Dina Taylor	Stephen Lipson Lee[a]	4:10
2.	「Hey Ya」	Benjmain Andre	Benjmain Andre	Lipson	4:27
3.	「Friday's Child」(Andy Cato 12-inch mix)	Lee Taylor	Lee Taylor	Lipson Lee[a] Andy Cato[b]	6:01
4.	「Friday's Child」(ビデオ)				7:37

イギリス/アイルランド CD2^[3]

#	タイトル	作詞	作曲・編曲	プロデューサー	時間
1.	「Friday's Child」(シングル・ヴァージョン)	Lee Taylor	Lee Taylor	Lipson Lee[a]	4:10
2.	「Friday's Child」(Andy Cato 12-inch mix)	Lee Taylor	Lee Taylor	Lipson Lee[a] Cato[b]	6:01

デジタル・ダウンロード^[4]

#	タイトル	作詞	作曲・編曲	プロデューサー	時間
1.	「Friday's Child」(ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム)	Lee Taylor	Lee Taylor		5:47

Notes

• ^{^[a]} オリジナル・プロデューサーとして表記
• ^{^[b]} リミックス・プロデューサーとして表記

クレジットとパーソネル

Tracy Ackerman – バッキング・ヴォーカル Niall Acott – レコーディング・エンジニア Tim Cansfield – ギター Mark Feltham – ハーモニカ Isobel Griffiths – オーケストラ・コントラクター Nick Ingman – オーケストラ・アレンジャー Tim Jenkins – レコーディング・アシスタント

Stephen Lee – ハーモニカ、オリジナル・プロデューサー、プログラミング、作者 Stephen Lipson – プロデューサー Heff Moraes – エンジニア Steve Price – レコーディング・エンジニア Dina Taylor – 作者 Phil Todd – フルート・ソロ Steven Wolf – ドラム・プログラミング

チャート

週間チャート チャート (2004年) 最高位 ヨーロッパ (Eurochart Hot 100)[5] 16 アイルランド (IRMA)[6] 31 スコットランド (Official Charts Company)[7] 8 UK シングルス (OCC)[8] 4

年間チャート チャート (2004年) 順位 イギリス (OCC)[9] 141

発売履歴　

地域	日付	レーベル	発売形態	脚注
イギリス	2004年7月5日	19 Sony BMG	CDシングル デジタル・ダウンロード	[10]

脚注

1. “Grandfather Inspires Will Young's New Video”. popdirt.com (June 9, 2004). 30 January 2023閲覧。
2. Friday's Child (UK & Irish CD1 liner notes). Will Young. BMG UK & Ireland. 2004. 82876 623932。
3. Friday's Child (UK & Irish CD2 liner notes). Will Young. BMG UK & Ireland. 2004. 82876 634152。
4. “Friday's Child – Single”. Apple Music. 16 January 2021閲覧。
5. “Hits of the World – Eurocharts”. Billboard 116 (30): 63. (24 July 2004). https://worldradiohistory.com/Archive-All-Music/Billboard/00s/2004/BB-2004-07-24.pdf 18 September 2020閲覧。.
6. "Irish-charts.com – Discography Will Young". Irish Singles Chart.
7. "Official Scottish Singles Sales Chart Top 100". Scottish Singles Top 40.
8. "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart.
9. “The Official UK Singles Chart 2004”. UKChartsPlus. 2 January 2019閲覧。
10. “New Releases: Singles”. Music Week: 23. (3 July 2004).