フライアリスタン

フライアリスタン（英語: FlyArystan）はカザフスタンのアルマトイを拠点とする格安航空会社（LCC）。同国最大の航空会社であるエア・アスタナの完全子会社である。航空会社コードはエア・アスタナと同様のものを使用する。A320型機を使用して、国際線も運航し、包括的なネットワークを運航している^[3]。

FlyArystan

ファイル:FlyArystan regular logo.png
IATA KC[1][2] ICAO KZR[1] コールサイン ASTANALINE[1]
設立	2018年11月2日 エア・アスタナの部門として
運航開始	2019年3月29日 (6年前) (2019-03-29)
拠点空港	アルマトイ国際空港 アティラウ空港（英語版） サリ・アルカ空港（英語版） ヌルスルタン・ナザルバエフ国際空港 シムケント国際空港（英語版）
親会社	エア・アスタナ
保有機材数	14
就航地	15
本拠地	カザフスタン・アルマトイ
代表者	Peter Foster（社長およびエア・アスタナのCEO）
外部リンク	www.flyarystan.com

歴史

フライアリスタンの設立は、エア・アスタナの共同株主であるサムルク・カズィナ（英語版）ソブリン・ウエルス・ファンドとBAEシステムズPLCによって承認され、2018年11月2日にヌルスルタン・ナザルバエフ大統領（当時）によって支持された。

2019年3月29日にWebサイト上でチケットの販売を開始し、同年5月1日にアルマトイ国際空港発の最初のフライトを実施した^[4]。

受賞

2022年11月にスカイトラックスにより、4スター・ローコスト・エアラインに格付けされた^[5]。

就航地

→詳細は「en:List of FlyArystan destinations」を参照

2025年3月現在、就航地一覧のページによると、20都市に就航している。

保有機材

同社のエアバスA320（コクシェタウ空港にて）

フライアリスタンはエアバスA320シリーズを運航している^[6][7]。

フライアリスタンの保有機材^[8]

機種	運航中	発注	座席	備考
エアバスA320-200	14	-	Y180	大半がエア・アスタナから移管された機材
エアバスA320neo	11	2	Y188	エアバスから購入した新造機
Total:	25	2

2023年末までに機材数を19機に増加させる計画がある^[7]。ドバイ航空ショー2019で30機のボーイング737 MAX 8購入の意向書を出したが、まだ注文には至っていない^[9]。