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フォトバトール(Photo Battle)は、ナムコ(後のバンダイナムコアミューズメント)から発売されたアーケードゲーム。
技脳体、テクノドライブに続く「人類全能化計画シリーズ」第3弾。写真撮影をテーマとして、カメラを使った計24種類のミニゲームで撮影テクニックを競う。最大2人まで同時プレー可能。
ゲームシステムはガンバレットシリーズとほぼ同様のシステムが採用されており、これまでのシリーズ作品とは異なりゲーム性が重視されている。ゲーム成績などのプリントアウトなども無く、一見すると人類全能化計画シリーズからは遠くかけ離れているようにも見える。しかしゲームを進めていくと、同シリーズ作品としてのこのゲームの真の目的が明らかになる。またシリーズでは定番となっている「お金を入れないと撮れません」の表示も健在。
写真撮影がテーマの今作では、カメラ型のコントローラーが採用されており、当時大手カメラメーカーであったミノルタ(後のコニカミノルタ、カメラ事業からはすでに撤退)の協力により、同社の一眼レフカメラ「α-Sweet」のレプリカが使用されている(シャッターボタン以外は機能しない)。
実際のカメラと同様、ファインダーを覗いた時に見える枠の範囲が写真に写る範囲になるため、ゲーム内では、目標となる被写体を枠からはみ出ないように撮影することが要求される。被写体を写真の中央に収めるほどスコアも高くなるが、たとえ指示された瞬間を撮影できても被写体が大きくはみ出ていると「NG」になってしまう(多少のはみ出しであれば「おまけOK」となる場合もある)。
また、シャッタースイッチを押してから実際にシャッターが切られるまでには若干のタイムラグがあるため、タイミングが重要視されるミニゲームでは特にこの点に留意する必要がある。
収録されているミニゲームは「SPORTS」「SCOOP」「ART」「TECHNIC」の4つのジャンルに大別される。各ミニゲームに、通常の難易度と激ムズの2種類の難易度があり、ノルマや制限時間が異なる。
野球、サッカーなどの様々なスポーツの瞬間をテーマとするミニゲームが収録されている。
特ダネや決定的瞬間など、スクープに関する写真撮影をテーマとするミニゲームが収録されている。
芸術性を持った写真の撮影をテーマとするミニゲームが収録されている。
他のジャンルよりゲーム性の高い、撮影のスキルを問うミニゲームが収録されている。
各コース8ゲームをクリアするごとに、ボーナスゲームに突入する。
海底に沈みゆく3つの宝箱のうち、好きな宝箱を1つ選んで撮影する(制限時間5秒・フィルム枚数1枚)。タイムアップ後に宝箱が開き、撮影した宝箱にカメラが入っていればライフが1つ回復する。
コースの既定ゲーム数を全てクリアすると、突然画面が砂嵐になり、「突然ですが、それはカメラではありません。エイリアン撃退用の秘密兵器です。」「カメラゲームの姿を借り、あなたを訓練させていただきました。」という人類全能化計画からのメッセージが流れ、ガンシューティングゲーム風のスペシャルボーナスゲームが始まる。
地球を侵略しようとするエイリアンをカメラ(型の秘密兵器)で撮影することで退治し、地球を守るのが目的。エイリアンの他、画面奥から飛んでくる敵弾なども撮影することで撃ち落とすことが可能。
ライフはこれまでのミニゲームのものを継承。エイリアンに反撃されたり、敵弾に当たるとライフが1つ減る。全て無くなるとその時点で終了となる。フィルムの撮影枚数制限は6枚で、レンズを画面外に向けて撮影することでフィルムを補充(リロード)することができる。
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