フェリックス・ブリッヒ

ドイツのサッカー国際審判員 (1975 - ) ウィキペディアから

フェリックス・ブリッヒ

フェリックス・ブリッヒ: Felix Brych1975年8月3日 - )はドイツサッカー審判員国際サッカー連盟(FIFA)登録及び欧州サッカー連盟(UEFA)エリートカテゴリーの国際審判員。

概要 個人情報, 誕生日 ...
Felix Brych
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2018 FIFAワールドカップにて
個人情報
誕生日 (1975-08-03) 1975年8月3日(49歳)
出身地 ドイツ
ミュンヘン
他職業 弁護士
国内
リーグ 役割
1999– DFB 審判員
2001– 2. ブンデスリーガ 審判員
2004– ブンデスリーガ 審判員
国際
リーグ 役割
2007–2021 FIFA登録 審判員
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審判としてのキャリア

2007年10月17日に行われたUEFA EURO 2008予選グループG・ルクセンブルクルーマニアスタッド・ヨジー・バーテル)の主審を担当したのが国際審判員としてのデビュー。2008年2月にはUEFAカップ2007-08のラウンド32・パナシナイコスFCレンジャーズFCの試合を担当[1]、2008年10月には、UEFAチャンピオンズリーグ 2008-09のグループD・リヴァプールFCPSVアイントホーフェンの試合を担当した[2]

ブリッヒはUEFAチャンピオンズリーグ 2011-12準決勝・チェルシーFCFCバルセロナの第1レグを担当。2013年8月にはウェンブリー・スタジアムで行われた国際親善試合・イングランドスコットランドを担当した。

2014年5月14日、ブリッヒはセビージャFCSLベンフィカの間で行われたUEFAヨーロッパリーグ 2013-14 決勝を担当。試合は延長戦の末0–0で終了しPK戦に突入した[3] が、この試合の判定で物議を醸したと考えられていた[4]

2017年5月12日、ブリッヒは、2017年6月3日にカーディフで行われるUEFAチャンピオンズリーグ 2016-17 決勝ユヴェントスFCレアル・マドリードの審判としてUEFAに選ばれる(副審はマーク・ボルシュとステファン・ラップ、第4の審判員はセルビアのミロラド・マジッチ。バスティアン・ダンケルトとマルコ・フリッツが追加の副審を務め、ラファエル・フォルティンが予備の副審に任命された[5]

2018年3月29日、ブリッヒはFIFAによって、自身2回目のFIFAワールドカップである2018 FIFAワールドカップの審判の1人に選ばれた。ブリッヒは、副審のマーク・ボルシュとステファン・ラップとチームを組んだ[6]。彼はグループEセルビアスイスの試合を担当したが、セルビアにPKを与えなかったことが物議を醸し、FIFAはブリッヒがトーナメントでそれ以上の試合を担当しないことを決定した[7]。セルビア代表チームのコーチであるムラデン・クルスタジッチは、敗戦の翌日、「私が彼をハーグに送れば、彼が私たちにしたように、彼らは彼を裁判にかけることができるだろう。」とユーゴスラビア戦争の戦争犯罪を想起させるような暴言を吐いた [8]。このため、クルスタジッチには5,000スイスフランの罰金を科された。 [9]

UEFA EURO 2020で彼は復帰し、ラウンド16の1試合、ベルギー対ポルトガルと、準々決勝・イングランドウクライナ、そして準決勝・イタリアスペインの試合を担当した。

私生活

スポーツに関する博士号を取得し、法学博士号を取得している[10][11]

栄誉

  • グローブサッカーアワード–年間最優秀審判:2017 [12]
  • 国際サッカー歴史統計連盟 (IFFHS) 世界最高の男性審判:2017 [13]
  • 国際サッカー歴史統計連盟 (IFFHS) 世界最高の10年の審判 2011–2020 (IFFHS WORLD’S BEST MAN REFEREE OF THE DECADE 2011-2020)[14]
  • 国際サッカー歴史統計連盟 (IFFHS) 世界最高の21世紀の審判 (IFFHS WORLD REFEREES OF THE XXIst CENTURY (2001-2020) )[15]

脚注

外部リンク

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