フィリップ島 (ノーフォーク島)
ウィキペディアから
ウィキペディアから
ノーフォーク島の南に位置する、面積1.90km2の無人島である。火山活動により誕生した石灰岩の島で最高地点は海抜280m。
島の名は1788年にノーフォーク島に入植したフィリップ・ギドリー・キング中尉の名に因む。
元々、豊かな自然に恵まれた島だったが、かつてノーフォーク島の入植者が来島し、食料やスポーツなどの目的でヤギ、ブタ、ウサギなどを島に放ったため、生態系が乱れ、豊かな動植物の多くは失われてしまった。島の大半は不毛の荒地と化した。
ヤギとブタは20世紀に入って駆除されたが、ウサギは1988年までは駆除されなかった。島を保護する動きがあり、フィリップ島は1996年にノーフォーク島国立公園の一部となった。現在、島の自然保護に力が入れられつつある。海鳥や昆虫、ハイビスカスなど60種の植物が、現在でも島に生き残っている。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.