ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ
1720-1778, イタリアの画家、建築家 ウィキペディアから
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージ(Giovanni Battista Piranesi, 1720年10月4日 - 1778年11月9日)は、18世紀イタリアの画家、建築家である。ローマの景観を描いた版画でも知られる。
略歴
ヴェネツィアで石工職人の息子に生まれた。母方の叔父から建築と製図を学んだ。1740年にローマに出て、古代の遺跡に興味を持ち、研究をはじめるとともに、ジュゼッペ・ヴァシ(Giuseppe Vasi: 1710-1782)から版画を学んだ。ローマ教皇の支援を受けて古代遺跡の研究を進めた。また版画を学び、ローマの古代遺跡や都市景観を版画に描き、『ローマの古代遺跡』『ローマの景観』などを刊行した。
古代遺跡を描いたピラネージの細密な版画は、新古典主義建築の展開に大きな影響を与えた。
ローマのピラネージの工房は繁栄し、ピラネージが亡くなった後も息子のフランチェスコ・ピラネージ(Francesco Piranesi : 1758/59–1810)らによって継承された。
作品
- Veduta dell'Arco di Tit
- ローマの景観
- パンテオンのロトンダの内部
- Piazza della Rotonda
- Tempio di Saturno
日本語文献
外部リンク
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