Loading AI tools
ウィキペディアから
ヒロバヒメイチゲ(広葉姫一花、広葉姫一華、学名:Anemone soyensis)は、キンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。別名、エゾイチゲ、ヒロハヒメイチゲ[1]。
根茎は地中を細長く横に這い、太くふくらむことはない。根出葉は1回3出複葉で、葉柄がある。茎につく葉は3枚が輪生する。葉は長さ1-2cmの柄をもち、3全裂し、裂片の幅はよく似るヒメイチゲより幅広く、頂小葉は長さ2-4.5cm、幅0.8-2cmの卵状長楕円形になり、小葉の上部に大型の鋸歯がある[3][4]。
花期は5-7月。花茎の高さは8-18cmになり、直径1.5-2cmの花弁状の萼片を持つ花を1個つける。萼片は楕円形、白色で5-7枚。花弁はない。花柄に白色の軟毛が密に生える。果実は長さ2mmになる痩果で短毛が密に生える[3][4]。
サハリン、北海道[3][4]、本州の月山[5]に分布し、山地帯から高山帯の草地、林縁、明るい林内などに生育する[3][4][5]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.