パフォーム・グループ

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パフォーム・グループ

スタッツ・パフォーム(Stats Perform、旧称:パフォーム・グループ)は、アメリカイリノイ州シカゴを拠点としてデジタルプラットフォームを展開している国際スポーツメディア企業。

概要 種類, 設立 ...
スタッツ・パフォーム
STATS PERFORM
種類
株式会社
設立 1981年4月30日
本社 アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
主要人物
Carl Mergele(CEO
製品 コンテンツ開発、メディア・プラットフォームの提供
所有者 ビスタ・エクイティ・パートナーズ
ウェブサイト www.statsperform.com
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2019年にアメリカのスポーツデータサービス「スタッツ」がパフォーム・グループ(現・DAZNグループ)から分離独立したB to B(法人向け)事業「パフォーム・コンテンツ」(Perform Content)を買収。名称も「スタッツ・パフォーム」に変更した[1]

現在アメリカ・シカゴを本拠に、リムリックロンドン香港東京北京バンガロールドバイデン・ハーグメキシコシティバルセロナニューヨークロサンゼルスにもオフィスを構えている。

歴史

2007年9月、インターネットプロバイダーとスポーツ部門でのモバイルソリューションを展開していた「プレミアムTV」とスポーツのデジタル部門の権利を扱う「インフォーム・グループ」の合併により誕生した。2008年1月に執行役員のサイモン・デンヤー(Simon Denyer)と旧共同CEOのオリバー・スリッパー(Oliver Slipper)の主導により、「PERFORM」へのリブランドが行われた [2]

2011年2月にはサッカーを中心としたメディア「Goal.com」を買収[2]。スポーツデータを扱う企業である「RunningBall」[3] と「Optaスポーツ英語版[4] も2011年、2013年にそれぞれ買収を行っている。

2013年、アメリカでの事業とウェブメディアの「スポーティングニュース(Sporting News)」を合併し、「スポーティングニュース・メディア(Sporting News Media)」を設立。PERFORMが株の65%を保有し、「スポーティングニュース」の元々の運営元だった「アメリカン・シティ・ビジネス・ジャーナルズ(American City Business Journals)」は株の35%を保持した[5]

2014年にワーナー・ミュージック・グループなどを傘下に持つ投資会社であるアクセス・インダストリーズ英語版が主要株主となり、11月にはアクセス・インダストリーズの持株比率が42.5%から77%に上昇したことを受けて、ロンドン証券取引所において上場廃止となっている[6]

2016年には、モータースポーツサッカー、バレーボール、ラグビー、格闘技など130以上のコンテンツを配信するインターネット動画配信(OTT=Over The Top)サービス「DAZN」(ダ・ゾーン)の運営をドイツとスイス、オーストリア、日本で開始した。

2019年4月3日、パフォーム・グループのうち、インターネット動画配信(OTT=Over The Top)サービスとして展開してきたDAZNをはじめとして、DAZN Player(「ePlayer」改め)、「Goal.com」、「SportingNews」などの「B to C事業」(一般消費者向けビジネス)を「DAZNグループ」に分離[7]、パフォーム・グループのうち、残るB to B事業(法人向け事業)を「パフォーム・コンテント」(Perform Content)として再編成することとなった[8]

なお、B to B事業については、イギリスのメディアが、投資ファンドビスタ・エクイティ・パートナーズ英語版を介してアメリカのスポーツデータサービス「スタッツ英語版」に売却されたと報じている[9]

脚注

外部リンク

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