バード大学英語: Bard College)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州アナンデール・オン・ハドソン英語版にある私立のリベラル・アーツ・カレッジである。

概要 モットー, モットー (英語) ...
バード大学
Bard College
ラテン語: Collegium Bardianum
モットー Dabo tibi coronam vitae (ラテン語)
モットー (英語) I shall give thee the crown of life (Revelation 2:10)
種別 私立リベラル・アーツ・カレッジ
設立年 1860年
資金 $267百万[1]
学長 レオン・ボットスタイン
教員数
257
学部生 2,051
大学院生 160
所在地 アメリカ合衆国
ニューヨーク州アナンデール・オン・ハドソン英語版
北緯42.021度 西経73.908度 / 42.021; -73.908
キャンパス 郊外型600エーカー (240 ha)
スクールカラー 赤と白[2]
   
運動競技 NCAA ディビジョンIII英語版
リバティリーグ英語版
ニックネーム Raptors[3]
公式サイト bard.edu
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歴史

バード大学は当初、ニューヨークの米国聖公会のもとで聖スティーヴンという名で設立され、1928年にコロンビア大学に併合されたが、その後1934年に創始者ジョン・バードにちなんでバード大学と改名分離した。 第二次世界大戦当時には、ナチスドイツから逃れてきた、ハンナ・アーレントなどの知識人を含むヨーロッパ難民の避難場所を提供した。

ハンナ・アーレントとの関わり

ハンナ・アーレントはシカゴ大学時代の教え子でもあり、現学長のレオン・ボットスタインの招きに応じバードで教鞭をとることを決意したが急逝、遺言に従い学内のある夫・ハインリッヒ・ブリュッヒャーの墓の傍に葬られた。夫ブリュッヒャーもバードでは哲学の教鞭をとっており、ふたりの影響はバードのカリキュラムの随所に見受けられる。学内にはハンナ・アーレントの蔵書すべてが寄贈されたハンナ・アーレント図書館、またハンナ・アーレント・センターがある。

CCS

現代アートのキュレーションを学ぶことのできるCCS(Center for Curatorial Studies)があることでも有名。アメリカで最も歴史あるキュレーターのための修士課程のプログラムの一つ。[4] 

音楽教育

学部生として音楽・リベラルアーツ両方の学士号を取得できる5年間のデュアル・ディグリープログラムがある。クラシック音楽の教育は特に盛んで、現学長のレオン・ボットスタインの指揮のもと中国、東欧、キューバなど世界各地でオーケストラが講演。[5] ジョン・ケージ・トラストの本部が学内にあり、現代音楽教育にも力を入れる。[6]

教員

出身者

脚注

外部リンク

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