バルブ・カタルジュ

バルブ・カタルジュ（Barbu Catargiu、1807年10月26日 – 1862年6月20日（ユリウス暦 6月8日）) は、ルーマニアの政治家、ジャーナリスト。初代のルーマニアの首相で、1862年6月20日に暗殺されるまで在任した。政治信条は保守的で、ボヤールによる大土地所有を強く擁護した^[1]。

バルブ・カタルジュ
初代 ルーマニアの首相
任期 1862年の2月15日 – 1862年の6月20日
君主	アレクサンドル・ヨアン・クザ
前任者	なし
後任者	ニコラエ・クレルスク
個人情報
生誕	(1807-10-26) 1807年10月26日 ワラキア、ブカレスト
死没	1862年6月20日(1862-06-20)（54歳没） ルーマニア公国、ブカレスト
政党	保守党

姓はカタルジウとも表記される^[2]。

脚注

1. Keith Hitchins, The Romanians 1774-1866 (Oxford: Clarendon Press, 1996), p. 302.
2. 「ルーマニア人の統合」再考：1866年クーデターを中心に 北海道大学スラブ研究センター（現在の北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター）

参考文献

• Hitchins, Keith. 1996. The Romanians 1774-1866. Oxford: Clarendon Press.
• Barbara Jelavich. 1984. Russia and the Formation of the Romanian National State 1821-1878. Cambridge: Cambridge University Press.
• Riker, T.W. 1971. The Making of Roumania. New York: Arno Press & The New York Times.
• Robert William Seton-Watson. 1963. Hamden, Conn: Archon Books.
• Maria Todorova. 2004. New York: NYU Press.

外部リンク

• ルーマニアの注目すべき暗殺未遂のリスト ^{[リンク切れ]}
• ルーマニア語の伝記