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ハーマン・インターナショナル・インダストリーズ(Harman International Industries, Incorporated)は、オーディオ機器などを製造、販売するアメリカ合衆国に本拠を置く、韓国のサムスン電子傘下の多国籍企業である。オーディオ・ブランドとして、JBL、harman/kardon、Infinity、マーク・レビンソン、Lexicon、AKG、Arcam、Studer、Soundcraft、CROWN、dbxなどを所有する[3]。2016年11月にサムスン電子がハーマンインターナショナルを約80億米ドルで買収することに合意したと発表[4]し、2017年3月10日に買収作業を完了、サムスン電子に合併された。
種類 | 子会社 |
---|---|
業種 | 電機 |
設立 | 1980年 |
本社 | アメリカ合衆国コネチカット州スタンフォード |
主要人物 | Michael Mauser (president & CEO) |
製品 | 業務用及びコンシューマー向けオーディオ機器、車載インフォテインメント機器、車載接続サービス事業 |
売上高 | $3.772 billion (2011) |
利益 | $136 million (2011) |
所有者 | サムスン電子 |
従業員数 | 10,103 (2011)[1] |
ウェブサイト |
www |
日本法人はハーマンインターナショナル株式会社(Harman International Japan Co., Ltd.)。
ハーマンインターナショナルの本社はコネチカット州スタンフォードに置かれ、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどに子会社を持っている。事業は4つの戦略事業ユニット「Connected Car事業(車載機器事業)」「Lifestyle Audio事業(コンシューマー事業)」「Professional Solution事業(業務用事業)」、「Connected Service事業(接続サービス事業)」に分かれる[5]。
オートモーティブ部門では、ダイムラー、トヨタ(レクサス向けも含む)、BMW、ゼネラルモーターズ、SUBARUなどをはじめとした自動車メーカー向けに、ハーマン傘下オーディオブランドでの車載オーディオ機器を提供している。2015年にバング&オルフセンの車載事業を買収し、「バング&オルフセン」「B&O PLAY」ブランドでの車載機器の開発・販売も行っている。現在、4事業部門中最大の販売規模を持っている。
ライフスタイル・オーディオ事業部門では、JBL、harman/kardon、Infinityなどのブランドでスピーカー、CDプレイヤー、DVDプレイヤー、アンプなどのオーディオ機器の製造・販売を行っている。
プロフェッショナル・ソリューション事業部門では、スタジオモニター、アンプ、マイク、ミキシングコンソールなどの業務用の音響機器を製造販売を行っている。レコーディングスタジオ、映画館、コンサートツアーなどで使用されている。なお、日本ではハーマンインターナショナルの管轄外で、ヒビノ株式会社が総代理店となっている。
接続サービス事業部門では、BMW、マイクロソフト、PSAグループ、リライアンスJio向けにネット接続ソフト及びOTAサービスの提供を通じて、ポルシェ、プジョー・シトロエン、SUBARUなどの自動車への接続サービスを提供している。
シドニー・ハーマン(Sidney Harman)とバーナード・カードン(Bernard Kardon)によって、1953年にハーマン・カードンが設立された。
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