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漢字研究者、辞書編纂者、言語学者 ウィキペディアから
ハルペン・ジャック(日本語:春遍雀來、英語:Jack Halpern)は日本を拠点に活動する漢字を中心とした辞書編纂家、日中韓辞典研究所(CJKI)代表。講談社漢英学習辞典[1]の編集長、および字型式検字法SKIPシステムの開発者として知られる。国際一輪車連盟の創立者。埼玉県さいたま市在住[2]。
1946年ドイツ生まれ。幼少期からフランス、ブラジル、米国等6か国に移り住み、現地の言語を習得。大学で天文学を修めた後、技術翻訳サービスを提供するビジネスを始めた。1968年に出会った日本人に漢字を教えられたことをきっかけに漢字に強い興味を覚え、1973年に家族と共に来日[3]。 その間、日本で唯一イディッシュ語を教える組織である日本イディッシュクラブを設立[4]、渋谷のユダヤコミュニティセンターでイディッシュ語を教えている。
また、日本の雑誌や刊行物で定期的にコラムを連載したり様々なバラエティ番組への出演[5]に加え、辞書編纂、言語学習、その他の言語、文化関連トピックについて数百回にのぼる講演を行っている。昭和女子大学の特別研究員も務めていた。
趣味は伝統的なアンデス山脈のフルート、ケーナの演奏。2002年より日本をベースにGrupo Tortuguitaと共に演奏活動を行っていた[6]。
英語、日本語、ヘブライ語、イディッシュ語、ポルトガル語、スペイン語、ドイツ語、中国語、エスペラント語、アラビア語、ベトナム語の11言語の話者であり、ラディノ語、パピアメント語、アラム語を読むことができる[7]。
中国語、日本語、韓国語、アラビア語等の多言語データベース構築と辞書編纂を主業務とする[8]。『講談社漢英学習辞典』や『新漢英辞典』[9]をはじめとする辞書編纂の他、機械工学、経済、医薬等を含む多くの専門辞書及び様々な辞書ツールを開発してきた。日本語、中国語、韓国語、アラビア語でのおよそ2400万にのぼる大規模語彙データベースを保有し、またライセンス供与を行っている[10]。
熱心な一輪車愛好家で、日本、米国、カナダ、中国をはじめ世界各国に於いて一輪車スポーツの普及に努めてきた。一輪車の100マイルレースにおける前ギネス記録保持者。1978年に日本一輪車クラブ(JUC)を設立[7][3]、初代会長として日本全国への一輪車普及に尽力し、JUCの後続団体である日本一輪車協会(JUA)では2012年まで常務理事を務めた。初めて日本語で一輪車の乗り方を解説した「誰でも乗れる一輪車の本」は、今でも一輪車の一部のモデル購入時に付属してくる[11]。1980年に国際一輪車連盟を創立[12]、初代理事長に選出された。1984年から2001年まで連盟の代表、副代表を歴任し、1993年には「万里の長城一輪車マラソン大会」を開催した[3]。
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