ハウメア (ハワイ神話)

ハワイ神話の女神 ウィキペディアから

ハウメア(Haumea。ハワイ語[həuˈmɛjə]と発音される)とは、ハワイ神話に登場する、大地を司るハワイ女神である[1]準惑星ハウメアエポニムである。

神話

ハウメアは、夫のモエモエアアウリイ[2]との間に生まれた女神ペレの母として知られる[3][2]。子供には他にカーネ・ミロハイ(Kāne Milohai)、カモホアリイ(Kā-moho-aliʻi)、ナマカオカハイ(Nāmakaokaha'i)、カポ(Kapo)、そしてヒイアカ・イカポリオ・ペレ(HiʻiakaikapolioPele)らがいる[要出典]。『クムリポ』第13歌(第13段階とも)[注釈 1]によれば、彼女はカナロア(カナロアアクア)を夫とし、脳から出産をしたとされる[4]。また8つの姿を持つとされる[1]

このハワイの女神は、マオリの神話(en)に登場する、野生の植物とベリーを司るハウミア(Haumia)またはハウミア・チケチケ(Haumia-tiketike)という名の神とは混同されない。彼は、栽培された食物の神である(彼の兄弟)ロンゴ(Rongo)とは対照的に、野生の食物の神である。

準惑星ハウメア

2008年9月17日、国際天文学連合(IAU)が、太陽系内で5番目に認定されていた準惑星に対し、ハワイの女神にちなんで「ハウメア(Haumea)」と名付けることを発表した。この惑星の2つの衛星も、ハウメアの娘の名をとって名付けられた。すなわち、ハウメアの口から生まれたと言われているハワイの女神ヒイアカ(Hiʻiaka)と、ハウメアの体から生まれたと言われている水の精ナマカ(Namaka)にちなんでいる[5]

脚注

参考文献

外部リンク

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