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ニッパート・スタジアム(Nippert Stadium)は、アメリカ合衆国のオハイオ州シンシナティにあるスタジアム。シンシナティ大学の構内に位置する。主にアメリカンフットボールで使用され、シンシナティ大学のシンシナティ・ベアキャッツの本拠地として使用されている。また、サッカーの試合でも使用され、MLSのFCシンシナティの2020年までの本拠地でもあった。
ニッパート・スタジアム Nippert Stadium | |
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施設情報 | |
所在地 |
アメリカ合衆国 2700 Bearcats Way Cincinnati, Ohio |
位置 | 北緯39度7分51.6秒 西経84度30分57.6秒 |
起工 | 1915年 |
開場 | 1915年 |
修繕 | 1936、1954、1970、1990–1992、2000、2005、2013–2015、2017 |
グラウンド | 人工芝(Act Global)[注釈 1] |
建設費 | 1億500万ドル |
設計者 | Frederick W. Garber |
旧称 | |
カーソン・フィールド(1901 - 1924) | |
使用チーム、大会 | |
シンシナティ大学(NCAA)1901 - 現在 シンシナティ・ベンガルズ(AFL)1968 - 1969 FCシンシナティ(USL)2016 - 2018 FCシンシナティ(MLS)2019 - 2020 | |
収容人員 | |
40,000人 |
1901年にカーソン・フィールド(Carson Field)として暫定オープンし、1915年シーズンよりコンクリートのスタンドが設置されたため、この年を開場年としている。以降も度々改修工事が行われ、現在は馬蹄の形をしたスタジアムとなっている。
1923年のシーズン最終戦、シンシナティ・ベアキャッツ(シンシナティ大学)の選手であるジェームス・ギャンブル・ニッパートは、オハイオ州内のライバルチームであるマイアミ・レッドホークス(マイアミ大学)との試合中に、スパイクで負傷した。これは、試合前に行われたチキンレースの後に残された糞に感染したからと言われているが、1ヶ月後に敗血症で亡くなってしまった。ニッパートの祖父であるP&G社のジェームズ・ノリス・ギャンブルは、スタジアムの建設資金として寄付をし、選手の安全のために、ロッカールームとトレーニング医療施設が追加された。なお、 ニッパートの兄のルイスは1970年代にシンシナティ・レッズの過半数の株を持つオーナーであった[1]。
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