ポーランドのサッカー選手 ウィキペディアから
ニコラ・ザレフスキ(Nicola Zalewski, 2002年1月23日 - )は、イタリア・ラツィオ州ローマ県ティヴォリ出身のサッカー選手。セリエA・インテルナツィオナーレ・ミラノ所属。ポーランド代表。ポジションはMF。
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ASローマでのザレフスキ(2023年) | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Nicola Zalewski | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 |
ポーランド イタリア | |||||
生年月日 | 2002年1月23日(23歳) | |||||
出身地 | ラツィオ州ティヴォリ | |||||
身長 | 173cm | |||||
体重 | 62kg | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | インテルナツィオナーレ・ミラノ | |||||
ポジション | MF | |||||
背番号 | 59 | |||||
利き足 | 右足 | |||||
ユース | ||||||
2011-2021 | ASローマ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2021- | ASローマ | 84 | (2) | |||
2025- | → インテル (loan) | 1 | (0) | |||
代表歴2 | ||||||
2017-2018 | ポーランド U-16 | 5 | (0) | |||
2018-2019 | ポーランド U-17 | 9 | (2) | |||
2019 | ポーランド U-19 | 7 | (0) | |||
2019 | ポーランド U-20 | 1 | (0) | |||
2021- | ポーランド U-21 | 6 | (1) | |||
2021- | ポーランド | 17 | (0) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2025年2月4日現在。 2. 2024年6月11日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
6歳の時に、ヌオヴァ・スペス・ディ・ポリというチームでサッカーを始め、アトレティコ・ザガローロというチームに移り1年間プレーした[1]。2011年、ブルーノ・コンティに見出され、ASローマのプリマヴェーラに加入した[2][3]。10年間ユースチームでプレーした後、2020年10月19日、セリエAのベネヴェント・カルチョ戦でトップチームに初めて招集され、ベンチ入りを果たした[4]。2021年5月6日、UEFAヨーロッパリーグ準決勝のマンチェスター・ユナイテッドFC戦の2ndレグの後半途中に起用され、プロデビューを果たした。後半37分に放ったシュートが相手DFのアレックス・テレスに当たってコースが変わりオウンゴールとなり、チームは3-2で勝利した[5][6][7]。しかし、1stレグでマンチェスター・ユナイテッドは6-2で勝利していたため、ローマは決勝に進出できなかった。5月9日、FCクロトーネ戦に後半35分から途中出場してセリエA初出場を果たすと[8]、ボルハ・マジョラルのゴールをアシストした。
2021-22シーズンより新たに監督に就任したジョゼ・モウリーニョによってトップチームへ昇格し、[3-5-2]のフォーメーションの左サイドのウイングに定着した。2021年11月4日、新設されたUEFAヨーロッパカンファレンスリーグのFKボデ/グリムト戦に後半から途中出場しデビューした[9]。12月29日、クラブとの契約を2025年まで延長した[10]。2022年1月20日、コッパ・イタリアのUSレッチェ戦でコッパ・イタリア初出場を果たし[11]、2月28日のスペツィア・カルチョ戦ではセリエAで初めて先発出場を果たした[12]。その後も出場機会は増え、スタメンに定着した[13][14]。5月25日、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ決勝のフェイエノールト戦に先発出場し、チームは1-0で勝利して初優勝を果たした。ザレフスキにとってもプロキャリアで初めてのタイトルとなった[15] 。
2022-23シーズンもスタメン起用されることが多く、2023年3月12日のサッスオーロ戦でプロ初ゴールを挙げた[16][17]。
2025年2月1日、インテルナツィオナーレ・ミラノに買い取りオプション付きのローン移籍で加入したことが発表された[18]。
ポーランドとイタリアの国籍を有しているが、両親の国籍を行使してポーランド代表を選択した[2][19]。2019年にはFIFA U-20ワールドカップに出場した。開催国のポーランドはラウンド16でイタリア代表に0-1で敗れて敗退した[20]。
2021年8月16日、2022 FIFAワールドカップ・予選のアルバニア代表戦、サンマリノ代表戦とイングランド代表戦に向けた代表チームに初招集を受けた[21][22]。9月5日、サンマリノ代表戦に、後半21分にティモテウシュ・プハチとの交代で途中出場し、パウロ・ソウザ率いるポーランド代表で初出場を果たした[23]。アダム・ブクサのゴールをアシストし、7-1での勝利に貢献した[24][25]。
U-21ポーランド代表としてUEFA U-21欧州選手権2021予選に出場した後、チェスワフ・ミヒニエヴィチより2022年6月にUEFAネーションズリーグ2022-23に向けた代表メンバーに招集され、また2022 FIFAワールドカップに向けた代表メンバーにも招集された[26][27]。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.