ドッジ不況(どっじふきょう)とは、インフレを収束させるためGHQ金融を引き締めて貨幣価値を安定させようとしたドッジ・プランにより引き起れされた不況である。1949年不況とも呼ばれる。1950年の朝鮮特需まで続いた。

概要

金融引き締めと緊縮経済政策により、市場での通貨数量が急速に収縮した結果、需要を無視して供給されない状態となり、政府の見かけ上のプライマリーバランスは保たれるようになったが、企業倒産失業者が増大し、社会が大きく混乱した。

1949年半ばに日銀が金融緩和へと態度を変え、1950年の朝鮮戦争の勃発で朝鮮特需により、ドッジ不況は終焉した。

関連項目

参考文献

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