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トヨタ自動車のセダン型乗用車 ウィキペディアから
セプター(SCEPTER)は、トヨタ自動車がかつて販売していた乗用車。アメリカ合衆国向けとして現地生産されていた「カムリ」を日本市場に投入したものである。
トヨタ・セプター SXV1#/VCV1#型 | |
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セダン(北米仕様カムリ・前期型) | |
ワゴン | |
クーペ(北米仕様カムリ・後期型) | |
概要 | |
別名 | オーストラリア:トヨタ・ヴィエンタ(VIENTA) |
製造国 |
日本 (セダン) アメリカ合衆国 (ワゴン、クーペ) オーストラリア (ヴィエンタ) |
販売期間 | 1992年 - 1996年 |
ボディ | |
乗車定員 |
5人(セダン、クーペ) 7人(ワゴン) |
ボディタイプ |
4ドアセダン 5ドアステーションワゴン 2ドアクーペ |
駆動方式 | FF |
パワートレイン | |
変速機 | 4速AT |
前 |
F:マクファーソンストラット R:ストラット |
後 |
F:マクファーソンストラット R:ストラット |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,620mm |
全長 |
4,780mm(セダン、クーペ) 4,820mm(ワゴン) |
全幅 | 1,770mm |
全高 |
1,410mm(セダン) 1,475mm(ワゴン) 1,405mm(クーペ) |
系譜 | |
後継 | トヨタ・カムリグラシア |
車台は初代ウィンダムと共通で、ボディはセダン、ステーションワゴン、遅れて導入されたクーペがある。セダンのみ日本国内生産で、ステーションワゴンとクーペはアメリカ・ケンタッキー州の工場で生産されたものが日本に輸入された。エンジンはV6・3.0Lの3VZ-FEと直4・2.2Lの5S-FEが設定された。
発売当時、カムリはカローラ店専売であったが、セプターはカローラ店のほかビスタ店[1]でも併売されていた(後継のカムリグラシアではカローラ店専売に戻る)。
日本市場では同時期にフルモデルチェンジしたマークII/チェイサー/クレスタの存在と、当時の同クラスセダンの購買層は高級感を好む傾向が強かったため、内外装の見た目がカムリとほとんど変わらないセプターセダンは販売が低迷した。クーペは形状が2ドアセダンに近く、地味でスペシャリティ性に欠ける外観だったこともあり、高級感やスペシャリティ性を最重要視される日本のクーペ市場では全く歯が立たず、こちらも売れ行きは低迷した。
一方、ステーションワゴンは当時のワゴンブームの波に乗り、価格設定も比較的手ごろだったため販売は堅調だった。トヨタの前輪駆動のステーションワゴンでは唯一、後席格納式シートを備えた7人乗りでもあった(後輪駆動ではクラウンワゴンが存在)。さらにリアワイパーがフロントワイパーと同じく2本搭載されていたため視認性も良かった。
英語で「王位」「王権」を意味する「Scepter」から。
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