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ソーセージ ウィキペディアから
チョリソ(chorizo) は、スペイン・イベリア半島発祥の豚肉の腸詰のソーセージ。日本語ではチョリソー、チョリーゾとも表記され、細かく刻んだ豚肉とスパイスから作られる。ポルトガル語ではchouriço(ショウリース)と呼ばれる。
細かく刻んだ豚肉に塩を混ぜ、ニンニクやパプリカなどの香辛料を加えて腸に詰め、干して作る。パプリカをたっぷり使うため、赤い色をしていることが多い。また、辛さに応じてピカンテ(picante)またはドゥルセ(dulce)に分類される。多くの場合は豚肉が用いられるが、ごく一部に牛肉・鶏肉・羊肉で作られたものもある。
スペイン料理を特徴づける食材であり、生のままスライスしてボカディージョ(Bocadillo)の具としてパンにはさんだり、酒などのおつまみ(タパ)にして食べることも多い。具材として用いる際には、腸詰めの形をそのまま使うのではなく、細かく切ったり中身を取り出してほぐして使うこともしばしば行なわれる。豆類のヒヨコマメ(garbanzo)と一緒に煮込んだガルバンサーダ(Garbanzada)やレンズマメとの煮込み料理レンテハス・コン・チョリソ(Lentejas con chorizo)、コシードや、ファバーダ、ポタヘ(Potaje)、モツ煮込み料理のカージョス(特にマドリード風カージョス)などの具材に使用したり、カルド(Caldo)などのスープにも入れられる。また小さいものやチョリソ・クリオージョ(Chorizo criollo)などは焼いたり、また上記のような様々な料理の具材としても用いられる。
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