チャマルティン

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チャマルティン

チャマルティンChamartín)は、スペインマドリードの区。

概要 (5)チャマルティン, 国 ...
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地理

北をフエンカラル=エル・パルド、東をシウダー・リネアル、南がサラマンカ、南西がチャンベリ、西をテトゥアンと接する。以下の6つの地区で構成される。

  • 51 - エル・ビソ
  • 52 - プロスペリダ
  • 53 - シウダ・ハルディン
  • 54 - イスパノアメリカ
  • 55 - ヌエバ・エスパーニャ
  • 56 - カスティーリャ

歴史

元々は、マドリード近郊の町で、インファンタード公爵家が面積のほとんどを所有していた、チャマルティン・デ・ラ・ロサ(Chamartín de la Rosa)であった。インファンタード公爵の邸宅には、スペイン独立戦争中マドリードへ向かう途中のナポレオン1世が滞在している。1880年、パストラーナ公爵がキンターナ・デル・レクエルドという名の領地をイエズス会のヌエストラ・セニョーラ神学校建設のため寄贈した。『イエズス会のチャマルティン』(los Jesuitas de Chamartín)と呼ばれたこの神学校は、20世紀初頭のマドリード有数の大規模校であった。マドリードの拡大に伴い、1948年6月5日、マドリードに編入された。現在は大企業が本社をおく国内有数の自治体となっている。M-30金融ゾーン(es)、プエルタ・デ・エウローパといった高層ビルが立ち並ぶ。マドリード主要駅の一つチャマルティン駅がある。

著名な建物

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