トップQs
タイムライン
チャット
視点
ダヴ・キャメロン
アメリカの歌手・女優 ウィキペディアから
Remove ads
ダヴ・オリヴィア・キャメロン(英: Dove Olivia Cameron[1][2]、本名: クロエ・セレステ・ホスターマン、英: Chloe Celeste Hosterman、1996年1月15日[3] - )は、アメリカ合衆国の女優、歌手。
Remove ads
来歴
要約
視点
生い立ち
ダヴ・キャメロンは1996年1月15日、ワシントン州シアトル ベインブリッジアイランドで生まれた[4]。本名はクロエ・セレステ・ホスターマン。
父のフィリップ・アラン・ホスターマンは離婚後、2011年に死亡(自殺)[5][6]、母のボニー・ウォリス[7]、姉クレア・ホスターマンがいる。
ワシントン州ベインブリッジアイランドで育ち、8歳の時にコミュニティー劇場 (Bainbridge Performing Arts) で演技を始める[8]。14歳の時にカリフォルニア州ロサンゼルスに引越しをした。学生時代バーバンク高校 (Burbank High School) の聖歌隊ナショナル・チャンピオンシップ・ショーで歌う[4]。
2012年-過去: 『うわさのツインズ リブとマディ』
2012年、テレビドラマ『シェイムレス 俺たちに恥はない』で女優デビューする[9]。同年のテレビドラマ『メンタリスト』では幻覚を起こしたサイモン・ベイカー演じる主人公パトリック・ジェーンの娘役シャーロット・アン・ジェーンを演じている[9]。同年4月ディズニー・チャンネルの番組 Bits and Pieces[10] パイロット版の制作が発表され、アラナ (Alanna) 役にキャスティングされた(未放送)[11]。
2013年、米国ABCのコメディドラマ Malibu Country に出演[12]。
米国で2013年7月19日、日本で2014年3月23日より放送開始されたディズニー・チャンネル放送番組『うわさのツインズ リブとマディ』で主演を獲得し、一卵性双生児のリブとマディの一人二役を演じた[13][14]。米国での初回エピソードは580万人が視聴し、同チャンネルで放送された『シェキラ!』の初回放送620万人の2010年11月7日以来の視聴者となった[15]。
2013年8月27日、オルタナティヴ・ロック・バンドイマジン・ドラゴンズの曲 "On Top of the World" を歌ったカバー曲が発売され[16]、米国ビルボード Kid Digital Songs チャートにおいて最高17位になり[17]、3週間チャート入りする。同年10月15日ウォルト・ディズニー・レコードより発売されたシングル "Better In Stereo"[18]は米国ビルボード Kid Digital Songs チャートにおいてダヴ最初のナンバー1ヒットを記録し[17]、25週間チャート入りする。同年12月、カリフォルニア州アナハイムディズニーランドのディズニー・パークス・クリスマス・デイ・パレードでクリスマスソング "Let it Snow" のパフォーマンスを行った[19]。
2014年1月13日にディズニーチャンネルは『うわさのツインズ リブとマディ』の第2シーズンを13エピソード撮影制作することが発表され[20]、その後、第2シーズンは全24話制作された[21]。同作のサウンドトラックは2015年3月に発売された[22]。第3シーズン撮影終了後ダヴは「2つの異なる役柄を演じることは、女優として訓練させるにはもってこいな方法でした。毎日のように、この番組は、私がなぜ女優という仕事を選んだのかを思い出させてくれるのです」と述べている[23]。シーズン3の続きであるカリフォルニアでの生活を描いたシーズン4はすでに撮影が行われている。
2014年ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーのスノーボーダーを描いた物語『クラウド9』で主演ケイラ・モーガン役を演じ競技大会で勝利を目指すチームのキャプテンを演じ[24][9]、米国での初回放送では496万人が視聴している[25][24]。同作品のテーマソング "Cloud 9"[26] は共演ルーク・ベンワードとのデュエット曲である。同年6月3日シングル曲 "Count Me In"が発売され[27]、米国ビルボード Kid Digital Songs チャートにおいて第1位を記録する[17]。同年12月2日、シングル曲 "You, Me and the Beat"が発売され[28]、米国ビルボード Kid Digital Songs チャートにおいて第4位となる[17]。
2015年7月(日本12月放送[29])、ディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービー『ディセンダント』[30]で魔女マレフィセント[31]の娘マル(主役)にキャスティングされた[32]。15回のオーディションを経てマル役に抜擢されたダヴを監督のケニー・オルテガは「知性を感じ、人としての深みもあり、ユーモアのセンスもよく、とてもエネルギーがある」と評した[33]。同作品のプレミア放送は全米ケーブルテレビ映画で歴代5位となる1,220万人が視聴した[34]。ディセンダント サウンドトラックは全米アルバムチャートビルボード200で第1位を記録している[35][36]。同作品を基にした短編アニメーション・シリーズ『ディセンダント キケンな世界』も製作され、マル役で声の出演をしている[37][38]。
2015年2月に撮影開始されたテレビ映画 Monsterville: The Cabinet of Souls で主演している[39][40]。同年、『オースティン&アリー』にゲスト出演した[41][42]。2015年のアクションコメディ映画『ベアリー・リーサル』では主演ヘイリー・スタインフェルド(メーガン)の友人リズを演じた[43][44]。
同年秋、音楽デュオ名「ザ・ガール・アンド・ザ・ドリームキャッチャー」が発表され、ダヴとライアン・マッカータンのデュエット曲 "Written in the Stars" が公開された[45][46]。2016年2月、"Glowing in the Dark" をリリース[47]、4月に "Someone You Like" がリリースされた[48]。
2016年3月、クリスティーナ・アギレラの楽曲「ジニー・イン・ア・ボトル」(1999年)を基にしたカバー曲をリリース、『ディセンダント』のマルに扮したミュージックビデオも製作された[49]。
同年12月に米NBCで放送する生放送ミュージカル『Hairspray Live!』では野心家で意地悪な人物アンバーを演じる[50][51]。
2017年7月21日(全米公開日)には『ディセンダント』の続編である『ディセンダント2』が公開された[52]。3作目の制作も発表されている。
2018年には『エージェント・オブ・シールド』シーズン5にルビー・ヘイル役で準レギュラーとして参加したほか、『うわさのツインズ リブとマディ』のシーズン4における演技が評価されデイタイム・エミー賞最優秀児童TVシリーズ役者賞(児童向け番組)を受賞した[53]。
2019年から現在まで
2019年からソロの制作を始めた。ダヴのソロシンガーとしてのファーストソングは同年9月27日にリリースした「blood shot / waste」である。この曲はダヴが過去に関わってきたポップなディズニーソングなどとは対照的で全てダークな雰囲気の曲となっている。そのことについてダヴは「私は暗い人間なの。ずっとそういう人間だった。キャリアが明るい方向に進んだっていうだけでね。ダークで、雰囲気のある音楽をリリースしているのは、意識してやっていることなの。」と語っている[54]。
同年11月1日に「so good 」をリリースした。またこの曲は2019年に公開されたネットフリックスオリジナルムービー『アフター -壊れる絆-』の劇中にて使用された。さらに映画の予告編では同じくダヴの曲である「we belong」が使用されている。
同年12月6日に「out of touch」をリリースした。
同年8月2日(全米公開日)にはディセンダントシリーズの完結編である『ディセンダント3』が公開された。
同年8月28日(全米公開日)『マーベル ライジング バンドバトル』にてグウェン・ステイシー役として「Born Ready」を披露した。
2020年には「Remember me」「We belong」の2曲をリリース。これらも上記同様ダークな雰囲気となっている。「We belong 」については自分のセクシャリティについて改めて公言するキッカケとなったと語っている[55]。
同年5月2日キッズ・チョイス・アワード映画女優賞をディセンダント3 マル役で受賞した。
2021年には「Lazy Baby」とRezzとの共同作成曲「Taste of you」の2曲をリリースした。この「Lazy Baby」はダヴの今までのソロソングとは打って変わって軽快でポップな曲となっている。この曲はダヴが元恋人のトーマス・ドハティとの破局の経験を基に作成された[56]。 また曲以外にもアニメやドラマに参加している。アニメでは『ディセンダント・ロイヤルウェディング』のマル役として声をあてた。その一方ドラマにはApple TVオリジナルの『シュミガドーン!』のベッツィ役として演じた。この作品は2023年1月18日にシーズン2の公開が発表され、同年4月7日から公開が予定されている[57]。
同年10月4日(米国時間)からシカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルスの3箇所で小規模のライブコンサートツアーを実施した[58]。
同年9月30日には、ニューヨーク・シティ・バレエ団(New York City Ballet)が開催する「フォール・ファッション・ガラ(Fall Fashion Gala)」にも参加している。
2022年2月11日に「Boyfriend 」をリリースした。「Boyfriend 」の公開後数日である2月19日にダヴは今までに作成した曲、計9曲を全てのストリーミングサービスから削除した。(Rezz と共同制作のTaste of youは含まれていない。)このことについてダヴは「今まで模索していた自分をようやく見つけることができました。そしてこの新曲は今までの曲よりもよりそれを表現していると感じています。色々話し合った末、新たに再出発をすることに決めました。」と語った[59]。 またこの「Boyfriend 」はダヴのソロ初であるLGBTQ+ソングであり、キャリア最高ヒットソングである。リリース初週ではSpotify において女性ソロアーティストとして1週間で最も再生された楽曲ランキングの6位にランクイン。UKの全英シングルチャートでも14位にランクインし、これは、ダヴにとって初となる全英シングルチャートTOP20に入った。また、Spotifyのグローバル・シングル・チャートでは最高15位にランクインするなど自身のキャリア最高の成績である[60]。 この「Boyfriend」のヒットにより同年8月29日(米国時間)にMTVビデオ・ミュージック・アワード最優秀新人賞を受賞。 また11月21日(日本時間)にアメリカン・ミュージック・アワードでニュー・アーティスト・オブ・ザイヤー[61]を受賞した。ここでのBoyfriendのパフォーマンスはダヴのYouTubeにて公開されている。 この時、赤いドレスを着たダンサーがいるがそれは日本のダンサー島津藍である。
さらに12月7日(日本時間)に行われるピープルズ・チョイス・アワードのザ・ニューアーティスト・オブ・2022にノミネートされた。
この「Boyfriend」はイギリス限定で同年3月18日にCD販売された。
同年6月24日に「Breakfast」をリリースした。この曲はロー対ウェイド判決がアメリカの最高裁判所で覆されたことをキッカケに作成された。「Breakfast」のMVにも同様の内容を指す描写が含まれている。
同年10月28日「Bad Idea」をリリースした。
同年5月2日に行われた世界最大規模のファッションショーであるメットガラ2022に初参加した。
同年12月7日「Girl Like Me」をリリースした。この楽曲は1994年にエドウィン・コリンズによってリリースされた「A Girl Like You」がベースとなっている。
同年12月10日(米国時間)にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンにて行われたiHeartRedio Jingle Ball 2022に参加し、「Bad Idea」「Breakfast」「MONTERO」「Girl Like Me」「Boyfriend」の計5曲を披露した[62]。
2023年2月10日にカリードとのデュエット曲「We Go Down Together」をリリースした。公開直後、SpotifyのPop Rising にて2位にランクイン。
同年4月12日(日本時間)にApple TVオリジナルのドラマ『シュミガドーン!』シーズン2が公開された。ダヴはジェニー・バンクスを演じた。
同年4月14日にディプロ、スタージル・シンプソン、Johnny Blue Skiesの曲「Use Me (Brutal Hearts)」をリリースした。
同年9月8日にマシュメロとのコラボ曲「Other Boys」をリリースした。
Remove ads
私生活
要約
視点
「ダヴ (Dove)」という名は父がつけた愛称である。「Doveと呼ばれるとお父さんに呼ばれる気がする」ために改名した[63]。
お気に入りの映画はティム・バートン監督作品のファンタジー映画『シザーハンズ』[64]。
バイセクシュアルであると公表していたが[65][66]、2021年5月にクィアであると語っている[67]。また、フェミニストでもある[68][69]。
主役を演じる『うわさのツインズ リブとマディ』で恋人同士を演じているディギー (Diggie) 役のライアン・マッカータン (Ryan McCartan) と私生活でも交際していることが2013年の夏に報じられる[70][71]。ライアンは同作撮影後の深夜、キャメロンを初デートに誘うことに決めたという[72]。2016年4月14日、キャメロンとライアン・マッカータンが婚約を公表したが[73][74]、半年後の10月5日、ライアンはツイッターでキャメロンとの婚約を解消して破局したことを明らかにした[75]。
その後、『ディセンダント2』、『~3』で共演したハリー役のトーマス・ドハティと2017年2月から正式に交際を始めた[76]。当初は遠距離恋愛だったものの、Facebookを通じて毎日連絡を取り合うなど[77]ファンからも憧れるカップルであった。また、2019年のダヴの誕生日に投稿されたインスタグラムには「私が誰かと結婚するとしたら、それはトーマスね」とコメントを添えた[78]。2020年の新型コロナウイルスが蔓延する前に2人はロサンゼルスのワンルームに引っ越し生活を送っていたが、お互いのインスタグラムをフォロー解除していたこと[79]を皮切りに、2020年10月にトーマス・ドハティと破局したことをインスタグラムのストーリーにて発表した。
ミュージックビデオ『What A Girl Is』で共演をしたクリスティーナ・グリミーが、2016年6月10日に行なわれたコンサート終了後に射殺された事件について、「彼女の死が、頭から離れない。昨夜はほとんど寝れなかった。」とツイートした。
2019年7月6日『ディセンダント』シリーズなどで共演したキャメロン・ボイスが亡くなった際、インスタグラムにて心境を語った(現在は削除済み)。以下はその文章を一部抜粋したものである。「さようなら、天使のようなあなた。残りの人生ずっと、あなたを愛しつづけ、そして恋しく思いつづけるでしょう」[80]その後キャメロン・ボイスの遺族が「キャメロン・ボイス基金」を設立し[81]ダヴやディセンダントシリーズで共演したソフィア・カーソンや監督のケニー・オルテガらがチャリティイベントに参加している[82]。また、キャメロン・ボイスが生前に始めたプロジェクトである「Wielding Peace」の象徴であるピストルの銃口からバラや花束が飛び出すデザインであるタトゥーを入れた。[83]
2024年2月5日イタリアン・ロックバンド「マネスキン」のボーカルであるダミアーノ・ダヴィドと交際してることを公表[84]。クライグ・デイヴィスのグラミー賞授賞式のプレパーティに揃って出席した。
Remove ads
主な出演作品
映画
テレビ番組
ディスコグラフィ
サウンドトラック
その他のチャート入りした曲
プロモーション・シングル
その他の曲
ミュージック・ビデオ
Remove ads
受賞とノミネート
Remove ads
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads