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タテジマフジツボ(Amphibalanus amphitrite)は、無柄目・フジツボ科に分類されるフジツボの一種。世界中の熱帯や温帯域に分布している。
殻長は1cmほどで、和名のとおり白地の体色には暗紫色の縦縞模様がある。16-27度の水温で産卵する。
日本では1937年にはすでに各地の内湾で本種の定着が報告されており、東京湾や大阪湾、三重県沿岸、九州西岸などの沿岸でふつうにみられる[3]。フィリピンから来た船に付着して導入されたものと推測される[2]。
在来種の固着生物や養殖カキに悪影響を与え、工場などの取水施設に付着して被害を発生させている[2]。そのため、外来生物法によって要注意外来生物に指定されている[2]。
日本国内には本種以外にもアメリカフジツボやヨーロッパフジツボといった近縁種が定着して問題になっている[2]。
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