セルギー・キスリツァ

ウクライナの外交官、元国連ウクライナ大使 ウィキペディアから

セルギー・キスリツァ

セルギー・オレホーヴィチ・キスリツァウクライナ語: Сергій Олегович Кислиця1969年8月15日 - )は、ウクライナ外交官。2019年12月から2024年12月まで国連ウクライナ大使英語版[1][2]。2014年から2020年まで外務副大臣を務めた[3][4]

概要 ウクライナの政治家セルギー・キスリツァСергій Олегович Кислиця Sergiy Olehovych Kyslytsya, 生年月日 ...
セルギー・キスリツァ
Сергій Олегович Кислиця
Sergiy Olehovych Kyslytsya
Thumb
生年月日 (1969-08-15) 1969年8月15日(55歳)
出生地 ソビエト連邦
ウクライナ・ソビエト社会主義共和国キエフ
出身校 キエフ大学

第11代国連ウクライナ大使英語版
内閣 ホンチャルク内閣
シュミハリ内閣
在任期間 2019年12月18日 - 2024年12月21日
大統領 ウォロディミル・ゼレンスキー

外務副大臣
在任期間 2014年 - 2020年
大統領 ペトロ・ポロシェンコ
ウォロディミル・ゼレンスキー
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経歴

キスリツァの外交官としての最初のキャリアは、ウクライナ外務省へのインターンだった。その後8年間、キスリツァは外交官として様々な役割を果たしてきた。その中には副大臣の特別補佐、ウクライナ外務省の第一副大臣、欧州評議会課長、駐ベルギー・オランダ・ルクセンブルク大使館の大使特別補佐官、NATOウクライナ加盟ミッションにおけるEU-ウクライナ間の窓口(ブリュッセル)、ウクライナ外務大臣首席補佐官、外務大臣顧問、ウクライナ外務省の顧問・特使グループなどがあった[3]

2001年、キスリツァはワシントンD.C.にある在米ウクライナ大使館英語版の参事官となり、その後大使館の政治に関する公使参事官となった[5]

2006年、キスリツァはウクライナ外務省の国際機関局長に任命された。

2014年にキスリツァはウクライナの副外務大臣に任命された[6][7]ロシアによるクリミアの併合の際の副大臣であり、併合に対する国際社会への対応に関与した[8][9]。2016年、キスリツァは特命全権大使に任命された[1]

キスリツァは2019年に国連ウクライナ大使英語版に任命された。2021年6月17日よりトリニダード・トバゴウクライナ特命全権大使及びバハマウクライナ特命全権大使兼任[10][11]

2021年にキスリツァはウクライナの功労勲章英語版第3位を授与された。授与の理由として「ウクライナの国際協力の強化に対する多大な個人的貢献、長年の実りある外交活動と高い専門性」が挙げられた[12]

2024年12月21日、国連ウクライナ大使を解任された[2]

脚注

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