スパニッシュ・ミッション様式

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スパニッシュ・ミッション様式

スパニッシュ・ミッション様式(Spanish Mission architecture)は、カトリックのスペイン人宣教師が建てた伝道所(ミッション)建築様式、およびそれに影響を受けた後世の様式[1][2][3]。後者はミッション・リヴァイヴァル様式とも呼ばれる。

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カーメル伝道所 教会

カリフォルニア・ミッションの建築

アメリカ大陸植民地時代に生まれた。ヴァナキュラー建築であり、建築資材は日干し煉瓦(アドベ)が使われ、表面を漆喰で仕上げた。屋根は木材で組まれ、素焼き瓦(テラコッタ)で葺かれた。温暖な気候に適応して大きな開口部と風通しの良いアーケードを特徴とする。植民地では熟練した職人が不足していたため、装飾は少なく簡素である。

リヴァイヴァル

ミッション・リヴァイヴァル様式は20世紀初めにアメリカカリフォルニア州を中心に流行した。この時代の建築は地震に対する備えから鉄筋コンクリート造りとなり、空調昇降機などの新技術も導入された。

関連項目

脚注

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