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ストルム級ミサイル艇(ノルウェー語: Storm-klasse missilkanonbåter)は、ノルウェー海軍の砲艇・ミサイル艇の艦級[1][2][3]。
ストルム級ミサイル艇 | |
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基本情報 | |
種別 | 砲艇→ミサイル艇 |
運用者 |
ノルウェー海軍 エストニア海軍 ラトビア海軍 リトアニア海軍 |
就役期間 | 1963年 - 1995年 |
前級 | シェル級 (魚雷艇) |
次級 | スネッグ級 |
要目 | |
排水量 | 基準100トン / 満載125トン |
全長 | 36.53 m |
最大幅 | 6.3 m |
吃水 | 1.55 m |
主機 |
マイバッハMD872A ディーゼルエンジン×2基 |
推進器 | スクリュープロペラ×2軸 |
出力 | 7,200馬力 |
速力 | 37ノット |
航続距離 | 550海里 (36kt巡航時) |
乗員 | 士官4名+下士官9名+兵13名 |
兵装 |
・50口径76mm単装砲×1基 ・70口径40mm単装機関砲×1基 ・ペンギンSSM×6発 |
レーダー |
・WM-26 射撃指揮用 ・デッカTM1226 航法用 |
光学機器 | ・TVT-300 光学方位盤 (後日装備) |
1959年、次の5ヶ年計画で23隻の砲艇(MGB)の建造が検討されたが、後に建造数は20隻に削減された。まずプロトタイプとして「ストルム」が建造され、1963年2月8日に進水、1963年5月31日に竣工した。1963年から1965年にかけて改修を受けたものの、1965年に退役し、1968年に進水した同名艇によって代替された[1][3]。
船型としては丸型を採用した[4]。主機としては、V型16気筒ディーゼルエンジンであるマイバッハMD872A(後のMTU 16V538 TB9)が搭載された。これは後のスネッグ級およびハウク級でも踏襲された。また「ストルム」は1986年に退役し、ヘデモラ社の2,600馬力のディーゼルエンジンとウォータージェット推進器の実験艇として改装された[2]。
上記の通り、当初は艦砲を主武装とする砲艇として建造されたが、1970年よりペンギン艦対艦ミサイルの単装発射筒6基が搭載され、ミサイル艇としての能力を備えるようになった。また後部の発射筒2基は、必要に応じて爆雷投下軌条に換装できるよう配慮された[2]。艦砲として搭載されたのはボフォース社製の50口径76mm砲で、WM-26と連動したレーダー管制射撃にも対応した自動砲ではあるが、発射速度は毎分30発、最大仰角30度と、基本的には対水上射撃を想定した平射砲であった[5]。なお、後にTVT-300光学方位盤も後日装備された[2]。
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