ジョー・サトリアーニ (アルバム)

ジョー・サトリアーニのアルバム ウィキペディアから

ジョー・サトリアーニ』(Joe Satriani)は、アメリカ合衆国のギタリスト、ジョー・サトリアーニ1995年に発表した6作目のスタジオ・アルバム

概要 『ジョー・サトリアーニ』, ジョー・サトリアーニ の スタジオ・アルバム ...
『ジョー・サトリアーニ』
ジョー・サトリアーニスタジオ・アルバム
リリース
録音 ザ・サイト、H.O.S.レコーディング、コースト・レコーダーズ、ファンタジー・スタジオ
ジャンル ハードロックインストゥルメンタル・ロック、ブルースロック
時間
レーベル Relativity Records
プロデュース グリン・ジョンズ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 21位(イギリス[2]
  • 27位(ニュージーランド[3]
  • 34位(フィンランド[4]
  • 36位(スイス[5]
  • 51位(アメリカ[6]
  • 66位(オランダ[7]
ジョー・サトリアーニ アルバム 年表
タイム・マシーン
(1993年)
ジョー・サトリアーニ
(1995年)
G3ライヴ(with エリック・ジョンソンスティーヴ・ヴァイ
(1997年)
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背景

ローリング・ストーンズレッド・ツェッペリンザ・フー等との仕事で知られるグリン・ジョンズがプロデューサーに起用され、従来のサトリアーニの作品でオーバー・ダビングが多用されていたのに対し、本作ではジャム的な要素が重視された[8]。なお、サトリアーニは2020年のインタビューにおいて、ジョンズから「君の仕事は、聴き手に気に入られるか否かの方向性を決めることではなく、ギターを弾くことだ」と言われたと振り返っている[9]

反響

アメリカでは1995年10月28日付のBillboard 200で初登場51位となり、合計7週トップ200入りするが、前作『タイム・マシーン』(1993年)に引き続き、全米トップ40入りを逃す結果となった[6]。一方、全英アルバムチャートでは3週トップ100入りして最高21位を記録し、『ジ・エクストリーミスト—極—』(1992年)より3作連続で全英トップ40入りを果たした[2]

評価

第39回グラミー賞では、収録曲「(ユー・アー)マイ・ワールド」が最優秀ロック・インストゥルメンタル・パフォーマンス賞にノミネートされた[10]

Shawn M. Haneyはオールミュージックにおいて5点満点中2.5点を付け「主なセッションでアンディ・フェアウェザー・ロウ(リズムギター)、ネイザン・イースト(ベース)、マヌ・カチェ(ドラムス)を迎え、サトリアーニはソウルフルなグルーヴと、魅惑的でありつつ分かりやすいリフという、彼自身の本来の音楽性に没入し、寛いでいる一方で激しさも伴ったジャムを創造している」と評している[11]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「ブルース調ギター・インスト・アルバム」と評されている[1]

収録曲

全曲ともジョー・サトリアーニ作曲。

  1. クール#9 - Cool #9 - 6:00
  2. イフ - If - 4:48
  3. ダウン・ダウン・ダウン - Down, Down, Down - 6:12
  4. ルーミナス・フレッシュ・ジャイアンツ - Luminous Flesh Giants - 5:55
  5. S.M.F. - S.M.F. - 6:43
  6. ルック・マイ・ウェイ - Look My Way - 4:01
  7. ホーム - Home - 3:27
  8. モロカン・サンセット - Moroccan Sunset - 4:23
  9. キラー・ビー・バップ - Killer Bee Bop - 3:48
  10. スロー・ダウン・ブルーズ - Slow Down Blues - 7:25
  11. (ユー・アー)マイ・ワールド - (You're) My World - 3:56
  12. シッティン・ラウンド - Sittin' 'Round - 3:38

参加ミュージシャン

脚注

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