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ジョードプル

インドの都市 ウィキペディアから

ジョードプル
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ジョードプル英語: Jodhpur, ヒンディー語: जोधपुर, /d͡ʒoːd̪ʱ.pʊɾ/)は、インドラージャスターン州の都市。州内で2番目に大きい都市で、人口は約127万人(2014年)。公用語はマールワーリー語ヒンディー語

概要 ジョードプル Jodhpur, जोधपुर, 位置 ...

旧市街の家屋の壁が青く塗られている事から、愛称「ブルーシティー」と呼ばれ、観光名所になっている[1](街の多くの建物が青く染められている例としては、他にモロッコシャウエンがある[2])。一年中、晴れた天気が多いためサンシティーとも呼ばれている。

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歴史

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ジャスワント・タダー。ジャスワント・シング2世の霊廟。
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ウマイド バワン 宮殿マハーラージャの王宮を改装したホテルで世界最大の私邸とも言われる。現在も元マハーラージャだったガジ・シングが所有している。

1459年マールワール王国のラートール家(ラージプートの一氏族)のラーオ・ジョーダー王が、マルワール王国の首都として遷都し創立。長さが約10kmもの城壁に囲まれている城郭都市である。城壁の上には宮殿が構える[3]。ジョードプルの名はジョーダー王にちなんだもので、ジョーダーの町を意味する。隊商交易の要地として栄えた。

旧市街の家屋の壁が青く塗られ始めた時期は不明だが、シロアリといった害虫を防ぐほか、屋内の気温を上がりにくくする効果があるという[1](「#地理」の写真も参照)。

ムガル帝国時代は帝国の従属下に置かれたが、自治権は認められた。その後、イギリス領インド帝国時代もマールワール王国は、ジョードプル藩王国として存続した。

ジョードプルを中心としたマールワール王国地域からマールワーリー商人がインドの諸都市に移住して商業金融に活躍し、インド有数の商業集団に成長した。ビルラー財閥ビルラー家もマールワーリー商人の出身である。

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ジョードプルの旧市街を見下ろしてそびえるメヘラーンガル城砦。1475年ジョーダー王が創建した。創建以降も代々、増改築されてきた。
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地理

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'ブルーシティー。壁が青い理由は、害虫駆除のために化学塗料を塗ったところ青色に変色してしまったため。もとはライム色の壁である。

ジョードプルは、タール砂漠入口の街であり、西および北はタール砂漠を含み,南西は大カッチ湿地に接する。南西部を流れるルーニー川の河谷平野では灌漑により小麦綿花を産する。綿および毛織物化学工業などの工場が立地する。

気候

ケッペンの気候区分における気候区の砂漠気候にあたる。3月から10月までの期間を通じて最高気温が40以上であり、特に5月は最高気温が50度を超える。

さらに見る ジョードプルの気候, 月 ...

交通

航空
  • ジョードプル空港
鉄道
  • ジョードプル駅
道路
  • NH65
  • NH112

脚注

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関連項目

外部リンク

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