ジョヴァンニ・ボルツォーニ

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ジョヴァンニ・ボルツォーニ(Giovanni Bolzoni, 1841年5月15日 - 1919年2月21日[1]は、イタリア作曲家

パルマ出身。パルマ音楽院で学んだ後、サヴォーナオーケストラヴァイオリニストになり、さらにコンサートマスター指揮者を務めた。その後ペルージャのモルラッキ劇場の指揮者となった。1884年トリノレージョ劇場音楽監督となり、ジャコモ・プッチーニオペラ妖精ヴィッリ』の改訂版初演の指揮者を務めるなどした[2]1887年からトリノ音楽院の校長に就任し、29年にわたってその職にあった[3]。教え子にエドガー・ヴァレーズらがいる[4]

作品

『メヌエット』が知られているが、『民事婚』(1870年、パルマで初演)、『アルプスの星』(1876年、サヴォーナで初演)、『イエラ』(1881年、ピアチェンツァで初演)などのオペラもある。その他に弦楽オーケストラのための『主題と変奏』や小オーケストラのための『中世の城』などの管弦楽曲弦楽四重奏曲、ヴァイオリン小品などがある。

脚注

外部リンク

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