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『ジュディ&パンチ』(原題:Judy & Punch)は2019年に公開された米豪合作のドラマ映画である。監督はミラー・フォークス、主演はミア・ワシコウスカとデイモン・ヘリマンが務めた。本作はフォークスの長編映画監督デビュー作でもある。
ジュディ&パンチ(日本語タイトル未定) | |
---|---|
Judy & Punch | |
監督 | ミラー・フォークス |
脚本 | ミラー・フォークス |
製作 |
ナッシュ・エドガートン ダニー・ガバイ ミシェル・ベネット |
製作総指揮 |
ナタリー・ファーリー トム・パンチ ルーシー・パンチ エディ・モレッティ ジェニファー・セムラー |
出演者 |
ミア・ワシコウスカ デイモン・ヘリマン ベネディクト・ハーディ トム・バッジ |
音楽 | フランソワ・テタズ |
撮影 | ステファン・ダスキオ |
編集 | ダニー・クーパー |
製作会社 |
スクリーン・オーストラリア フィルム・ヴィクトリア パライア・プロダクションズ ブルー=タン・フィルムズ ヴァイス・メディア |
配給 |
マッドマン・エンターテインメント サミュエル・ゴールドウィン・フィルムズ |
公開 |
2019年11月21日 2020年4月24日 |
製作国 |
アメリカ合衆国 オーストラリア |
言語 | 英語 |
興行収入 | $142,348[1] |
近世イングランドにある海辺の町。一組の夫婦(ジュディとパンチ)が人形劇の上演を始めたところ、あっという間に人気が出た。パンチは自分こそが最高の人形使いであると確信しており、観客もパンチに惜しみない拍手を送っていたが、実のところ、人形を操る技術はジュディの方が遥かに上であった。そんなある日、酒好きのパンチが子守中に酔っ払ってしまい、幼い娘が怪我をしてしまうという事態が起きた。ジュディがそれを咎めたところ、2人は口論になった。激高したパンチは娘を殺し、ジュディを強く殴打した。
パンチはジュディを死んだものと思っていたが、彼女はグッドタイム医師の治療もあって一命を取り留めていた。ほどなくして、ジュディは夫に復讐するべく行動を開始するのだった。
2017年10月26日、ミア・ワシコウスカが本作に出演するとの報道があった[2]。2018年4月20日、デイモン・ヘリマンがキャスト入りした[3]。2020年6月26日、ラバー・レコーズが本作のサウンドトラックを発売した[4]。
2019年1月27日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[5]。5月13日、サミュエル・ゴールドウィン・フィルムズが本作の全米配給権を購入したと報じられた[6]。10月8日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[7]。11月22日、本作のオフィシャル・トレイラー第2弾が公開された[8]。
本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには52件のレビューがあり、批評家支持率は75%、平均点は10点満点で6.42点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ジュディ&パンチ』は新しい視点から古典的キャラクターを再解釈している。同作によって、ミラー・フォークスは映画監督としての才能があることを証明した。」となっている[9]。
本作は第9回オーストラリア・アカデミー賞において作品賞を含む9部門にノミネートされ[10]、主演男優賞と作曲賞で受賞を果たした[11]。
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